kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

週末の記録 II

2022年08月09日 | 携帯から(旅先からも)
日曜日は、私にしては珍しく温泉で朝風呂。朝食前に露天風呂で「う〜、極楽じゃぁ〜」。湯船に浸かって雨に濡れる庭を眺めながら過ごす非日常は、短くても夏休みだよぉ〜んっていう気分を高めてくれる。厳美渓温泉の泉質と相性がいいのか、すべすべになったし肩こりが少し和らいだような気がする。
 
 
二日目は、宿の車で駅まで送ってもらって一関からはレンタカーを借りた。数日前に主人の実家の郵便受けに蜂が巣を作っていたという情報を聞き、近所のコメリというホームセンターにオンラインでステンレスの郵便受けをお取り置きしておいたので、それをピックアップしがてらお墓に備えるお花をゲット(が、買ってからここの仏花はクオリティがイマイチだと気づき、屋外にお供えする分で使い切ることにし、お宅にお届けするお花はJAの直営店で買い足した)。でもこのホームセンターにこんなサービスがあることを発見し、思わずパチリ。
 
市役所には登録してなかったみたいだけど、現地入りすれば得られる情報もあるってことだね
 
 
きた甲斐があったね、と車に乗り込み実家に立ち寄る。写真で見て想像していたよりも激しいジャングル化に怯む。これは義兄にちゃんと情報提供しないと、また必殺先送りの術を繰り出されてしまう。そうすると近所迷惑も甚だしいだろうと、写真撮影。ただ、道路に面したエリアの雑草は近所の方が綺麗にしてくださっていた。主人曰く、裏に住む自分の同級生がやってくれたんだと思う、とのこと。ありがたいやら申し訳ないやら。アプローチから敷地内が見えないくらいすごいことになっているので、防犯上どっちがいいかわかんないけど(笑)、こことここは伐採したほうがえ〜んでない?というメッセージ付きで義兄に写真をLINEで送りつけた。
 
 
左半分は根元に近いところから伐採すべし
 
 
 
右半分はこれ以上伸びないように対処が必要
 
 
といった具合。それぞれどこに生えている木かはわかるような全体像も添付した。素人仕事で今年だけしのげければいい的にやってしまうと、雪が降る頃にどこまで成長しているかわからないのでまた雪害の原因にもなりかねない。そうやってるうちに毎年同じことの繰り返しになり、住んでもいないしこれから住むかどうかも(義兄は)決めていない家に、毎年無駄金を投じることになる。5年くらい先のことを考えて、プロと相談して戦略を決めたほうが結果的に節約になると思います、と付け加えた。常識的に考えればそういう結論にしかならないことを、あえて書かなければならないのって結構辛い。ため息つきつつのお尻叩きも、だんだん手が痛くなってきたよ・・・。
 
 
おまけに夏のこの家は蔓性の植物が物凄い生命力を発揮していて、クモの巣があちこちにあり、その蜘蛛の巣に獲物がかかっていたりして、あたしにはお化け屋敷以上の恐ろしさ。それでも、ヤマユリがあたしが雑草に足を踏み入れなくても手が届きそうな場所に綺麗に咲いていて、これは義母が供えてほしいと言っているに違いないないと思た。そこで主人が玄関を開けるのを待って、靴箱の上に置いてある花きりばさみを取り出して、早速いただいたりもした。そして、だったら・・・、と
 
 
こちらの花々(この5倍くらいある)も、良さそうなものをできる限りたくさん摘んで、3分割
 
 
その後郵便受けを取り付けて、ホームセンターで買った本来5軒分の仏花は、実家にお供えする以外にも、本家のお墓と一族の統率役的存在のおじさまのお宅のお墓、の3軒分に分割。実家のお墓には右の花瓶に仏花プラスヤマユリを、左の花瓶に仏花に加えて黄色いお花を加えて投入流師範の技を披露。それから、義母の実家ともう一軒(のめんどくさいおばさま宅;ぷぷぷ)にも途中JAの直営店でお花を調達して新聞紙に包んでもらい、仏花が入れてあったラッピングにこの黄色いお花を少しずつ入れて「庭から摘んできた」と添えてお裾分けした。
 
 
義母方実家では在宅してた従妹にお土産をいただき、海老で鯛を釣ってきた
 
 
私が大好きな仙台麩や面白い形をしたお菓子、それに初めて見る「かもめの玉子パン」x2、黒豆の甘納豆なぞ。この日はドタバタでJA直営店で買ったお惣菜や味噌焼きおにぎりを車の中で食べて済ませたので、帰りの新幹線でこれをいただいた。「夏のお勤めが全部終わったね〜」って気持ちになった。
 
 
 
ところで、主人の実家に夏に帰省して私が必ずやることがある。裏の田んぼの畦道に立って向こうから風が吹いて、稲穂がさわさわと音を立てる、その音を聞くこと。こういう光景ってあたしには結婚するまで縁のなかったもの。初めて夏にここに立った時にものすごく感動した。なぜだかわからないけどすごく好きだ。
 
 
この辺りの集落形態を「散居」というらしい
 
 
家の周りの木々が家屋を風や雪から守り、家と家の間にはこうやって田んぼが広がっている。集落といっても軒を連ねて人々が住むわけじゃなく、間を田んぼが隔てているという形態だったらしい。今は随分とそれが崩れてきているらしいけど。で、この田んぼの向こうから風が吹くと、スタジアムで観客が起こすウェーブのように、吹いている風の位置を教えてくれるように稲穂が揺れて乾いたサワサワという音を立てる。あ〜、いいなぁ〜、って毎年思ってた。義母は「雪が降って嬉しいのはkebaさんと犬だけよ」といって、雪の朝長靴を履いて飛び出していくあたしを笑って送り出してくれてたけど、この光景を見てぼ〜っとしてるあたしには何にも言わなかった。どういうふうに思ってたのかなぁ。
 
 
実家で済ませるべきことを片付けて、お墓参りして、コロナ禍なので玄関にも入らず短い立ち話だったけど親戚に顔を見せてお花をお届けして、主人の同級生がやってるOIGENのファクトリーショップに向かった。買おうかどうか迷ってるものがありますねん。。。ファクトリーショップ、リニューアルしてパワーアップしてた。入り口を入って目に入る場所に、こんなオブジェが置かれていた。
 
 
 


しっかりOIGENマーク入り



窓の外には銀河鉄道が走り
 


ニャンコがブックエンドになってたり(非売品)
 

全体として広々とした印象になった一方で
 
 
 
伝統を感じさせるコーナー



キャンプ用品としての鉄器の提案のコーナー
 


南部鉄器といえば!の鉄瓶が集結したコーナーや



鍋敷きだけでもいろいろございますのコーナー



と、なかなか楽しい陳列アレンジだった。で、最初の写真は今回ゲットした鍋敷き。あたしは鉄鍋で作った料理をそのまま食卓に出すことが多いので、ダイニングテーブルで鍋敷きが活躍することが多い。だったらいつもおいておけばアクセントにもなるのでいいかも〜?と思ったのである。我が家にはすでにいくつか南部鉄器の鍋敷きがあり、少々油もついている。なのでダイニングテーブルに置くなら新しいものを、しかもファクトリーアウトレットで20%割引のお品を見つけちゃったし、であった。
 
 
で、その、実物を見て決めたかったのはなんなのか?はこちら
 
 
右側の小さい花瓶
 
 
ファクトリーショップ限定品なので、ネットでもあまり詳しいことはわからなかった。サイズとか内側が琺瑯びきになってるかどうかとか。実際に見て、内側が琺瑯なので手入れが簡単、錆びにくいことは確認でき、いつも使っている左側の備前小さい花瓶ともバランスが取れると思ったのでゲットしてきた。我が家の仏壇の花瓶として活躍してもらおうと思う。
 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。^^ (タカコ)
2022-08-09 07:52:22
コメリ(確か新潟が拠点だったような)だんだん南下して、南紀にも数店出店しています。
我が町にもね、、
今は弟が相続したので、 ですが、
母の存命中の庭の草刈りは
私たち(夫?)がシルバー人材センター(各地にあると思う)にお願いしていました。
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散居 (みどり)
2022-08-09 15:26:11
それは素敵な光景でしょうね。
家を取り囲むように木が植えてあって、それを屋敷林と呼ぶのではなかったかしら。
NHKのドキュメンタリーで見て憧れました。
でもやはり手入れがたいへんでしょうね。
植木屋さん選び、結構悩みますよ。
合い見積もりするか、市役所に登録してある業者を選ぶか。
シルバー人材センターは安いですけど仕事は今一つ。
雑でも気にしなければシルバー人材センターかな。
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住む人のいない家 (しまそだち)
2022-08-09 16:48:08
田舎の家 夏が 一気に変化します
1年中 樹木の枝を剪定して いると言っても良いくらいです
稲田を風が わたる風景 わたしも大好きです
父が入院しているとき 窓から 見える景色が 一番の思い出かな

田舎の家のことを考えると やきもきするばかり
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kebanecoさんへ (くりまんじゅう)
2022-08-09 18:18:19
>また必殺先送りの術・・
ここを読んでいて 大声でゲラゲラ笑ったら
暑さでいよいよイカレたか と夫が飛んできました。

人の住まなくなったほったらかしの田舎の家が 今日本全国に
驚く数あると思います。困ったことですね。

南部鉄の鍋敷きと花瓶 いいですね。私も欲しいです。
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タカコさま (keba)
2022-08-10 09:12:45
新潟だからコメ?、なんか納得(笑)
ネットで東京から品物を取り置きできることがわかり、
今後うちから持っていけないような大きなものが必要ならここで買おう、と思いました。

シルバー人材センター、そうですね、あります。
両親が老人ホームに入った後、あたしのの実家もお願いしていました。
主人の実家のある市にもありました。
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みどりさま (keba)
2022-08-10 09:17:21
そうそう、屋敷林または屋敷森というようです。
あたしは「森」のほうを教わりました。

あたしの実家も空き家になってからはシルバーさんに頼んでいました。
ただ、おっしゃるように雑なところがあり、弟が相続してからは方法を変えたようです。
いずれにせよ義兄の持ち物なので知ったことではないのですが(苦笑)
近所に迷惑がかからないように、余計なお金がかからないように
という情報だけは提供してあげてもバチは当たらないかな、というスタンスです。
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しまそだちさま (keba)
2022-08-10 09:20:02
そうですね、驚くばかりの展開です。
人がいないと植物は野生化するのか?と思うくらい。
義両親が高齢になってからは庭木も十分に剪定されていなかったので
ここは思い切って手を入れるタイミングでは?と
あたしたちは思うんだけど、義兄は何でもかんでも先送りの術の人なのでね〜
もう、見ないことにするしかないのかなぁ、この冬3回忌済ませたら、って感じです。
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くりまんじゅうさま (keba)
2022-08-10 09:26:10
笑ってやってください、ホント、見事に先送りの術の連発なんですよ。
そのせいで無駄にお金を使わな狗なきゃいけなくなっても学習効果はなく、困ったもんです。

空き家比率は、驚くような割合のようですね。
主人は売ろうと思ば売り手がつくと思う、と言っているのですが
それには多分うちの中に入っているものを全て産廃処理するしかないと思います。
そのアイディアも多分必殺先送りの術で消えていくのか、と。
南部鉄器、いいでしょ?
主人の同級生が跡を継いだ及源は伝統的なものもモダンなものもあります。
OIGENで検索すればオンラインショップも出てきますよ〜
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