最終日は、ホテルで朝食を済ませてチェックアウト。荷物は往路同様、クロネコに持たせた。「届けは元日の午前中から指定できますが、どうしますか?」と言われ、「元旦の朝なんかに持ってきてもらうのは申し訳なさすぎるので、2日の午前中指定でお願いします」といったら、何が笑いのツボだったのかわかんないけど大ウケした(笑)。
ってなことで、明日には必要だから持って帰らなければならないけど観光中は不要な物は、いつもの京都駅のクロスタの一時預かりをお願いして、身軽に。そこから烏丸線と東西線を乗り継いで東山まで。白川沿いにいい雰囲気の橋があったので、その中央からパチリ。
京都のアヲちゃん。一生懸命魚を取ろうとしてるのに、すぐそばで鴨がバシャバシャ水をかいてた。鴨って意地悪な鳥なのかしらん?美味しいから好きなんだけど(合鴨がね)、なんかちょっとやだな(苦笑)。なんて話をしながら、さらに歩く。
何度前を通ったか数え切れないのに、一度も境内に足を踏み入れたこともなかった知恩院さんへ。いつ見ても立派な三門だ。今回はゆっくり拝見した。
京都到着日の夜、いつも行く居酒屋の大将から「ここまで京都にご縁いただいておられるんなら、八坂神社にぜひお参りください」と言われた。あたしたちの隣に座っておられた、大将と同じく祇園祭でお神輿を担いでおられるという氏子の常連さんには「いらっしゃる時は、祇園側からではなく南楼門からお参りくださいね」とダメ押しされた。なので、絶対行かねばここに来られなくなると悟り(苦笑)、31日にお参りせねば、と予定した。
噂の(?)南楼門、ちなみに祇園側の四条通りに面しているのは西楼門
石の狛犬さんの後ろには銅の狛犬さんが踏ん張っておられた
銅製だから盗難防止なのか、石じゃない方の狛犬さんは金網に入っておられた。神社のお守りを盗むっていう、そんな罰当たりがいるもんだろうか。
西楼門では、居酒屋の常連さんで偶然居合わせておしゃべりしたこともある、俳優の近藤芳正さんのロケ中のお姿を発見。「御利益速攻だったど〜」と、大将に近藤氏のお写真を送って、年末のご挨拶とした。西楼門から入っていたら見られなかった光景、なんとまあ、いろんなご縁があるもんだ。
と感慨に浸りつつ、バスで太秦の広隆寺へ。久しぶりに弥勒菩薩半跏思惟像に会いたくなったのじゃ。乗り継ぎの途中、バス停に乗りたいバスの表示がなかったので「73番のバスはここに停まりますか?」と待っていたおばちゃんに尋ねたら、その隣にいらしたおじさんと「73番〜?それ京都バスかいな?」。どうやら市バスと京都バスの共用のバス停らしいのだけど、京都バスの表示がないらしい。おばちゃんに「どこ行くの?」と聞かれて「広隆寺です」、今度はおじさんが「だったらここに停まりますよ」、「ありがとうございます」。おばちゃんが半跏思惟像のポーズ(笑)で「ええねえ」。バスに乗り込む時には、手まで振ってもらった。京都は全員がいけず(個人の感想です)ではないらしいことがわかって、とってもよかった。
元旦の準備が整った境内に、清々しい気持ちになり、宝冠弥勒さんにお目にかかることができ、落ち着いた心で新年が迎えられそうな気がしてきた。
今回は心配したほど寒くもなく、時々雨と予測されていた最終日も、広隆寺境内を霊宝殿に向かう途中パラパラと降っただけ。行きたいと思っていた場所には全て行けて、何よりいい出会いに恵まれた。予約してた新幹線は18時過ぎだったけど、早めて帰ろっか、と広隆寺から太秦天神川駅までバスに乗った。
地下鉄の駅に降りる途中の交差点で、あり得ない名前の地名だ〜、と思わずパチリ。三条通も御池通も東西に走っている道路なので、普通に考えたら交わることはない。ここまで西に来ちゃったら、都の果て、碁盤の目もどうでも良くなっちゃったのか(笑)?
勝手な妄想を働かせつつ、ヘラヘラしながら写真に収め東西線に乗り、乗り換え駅の烏丸御池駅構内にある、京都発祥のパン屋さんSHIZUYAのカフェのサンドイッチで遅めのランチをとり、烏丸線で京都駅へ。伊勢丹でおせちを受け取り、クロスタで荷物をピックアップして、当初より1時間ちょっと早い新幹線に変更して帰京。
今年一年の締めくくりブログ記事の投稿も間に合い、これからはうちで夫婦ゆっくり年の瀬を楽しむ予定。数日前に自分がいた場所をゆく年くる年でまた観られる、と思うと年が変わることが今から楽しみだ。
皆様、どうぞよいお年を
kebaさんの日頃の行いのおかげで良い人達と出会えて良かったですね。
SHIZUYAのパン、私も好きです。
良いお年をお迎えください。
来年も頑張って働くぞ〜と思えました。
SHIZUYAのパン、お好きですか〜
京都で大学時代を送った主人が、やはりここのパン、特にカルネが好きで
「学生時代には1種類しかなかったと思うんだけど」と言いつつ
たまに、京都駅で発作的に購入たりしてます。
今回はたまたま乗り換えの途中にカフェがあることを発見し、
京都駅で混雑の中空いているレストランを探すよりはこっちがいいよね、と入ってみました。
具がたくさん詰まってボリュームタップリのサンドイッチ、美味しかったです。
近藤芳正さんはNHKの大晦日特番で京都を紹介してました。京都在住なんですね。をけら詣りを話をしてましたので、手に持っている紐はそれ用のヤツですね😃
そうなんですね、ご覧になりましたか。
生放送のようでしたし、関西ローカルだろうから観られず残念。
をけら詣り、初めて知りました。
京都は色々深いです。
近藤さんは京都の方とご結婚して京都にお住まいです。
奥様も素敵な方で、カウンターでたまたま隣になり、楽しくおしゃべりさせていただきました。
日々のご訪問ありがとう御座いました。
本年も宜しくお願い申し上げます。
あけましておめでとうございます。
東京は穏やかな冬空です。
今年はこんな一年になれば、と願うばかりです。
今年も佳き年になりますように。