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カーリング女子日本代表チームが、初の決勝戦まで進出し、銀メダルをゲット。
強豪スイスを破って決勝に進んだ直後のインタビューで、「自分達は(トーナメントに進んだ4チームの中で)総当たり戦で一番失敗を重ねて、一番大量得点の経験もしてるので、その学びがあった」的な受け答えをしていて、なんちゅうポジティブさや〜と、胸に刺さった。
タイムアウトでしか監督は選手と接触できないので、カーリングは選手の自律性を重んじて、選手が試合中に修正できる能力を伸ばすような育成をしてるんだろうなぁと思った。タイムアウトで降りてくる監督が「こうして、こうしてたらえ〜んでない?」と言っても選手は「そっかぁ〜?」「それもあるけどさ、こ〜ゆ〜のもどっか〜?」みたいなフラットな関係で、みているものは「家族会議じゃないんだからさ」と突っ込みたくなるような風景だったりした。
演技を失敗したらコーチから叱責されるフィギュアスケート(ロシア)との違いには驚かされるばかり。カーリングもフィギュアスケートも、子供の遊びとか長い冬楽しむ遊びから生まれたものじゃないかと思うのだけど、スポーツとして成立し競技として成熟する過程で、カルチャーがこんなに違う方向に向かって進んでしまったんだなぁ、それってやっぱりお金か?などと勝手なことを思った。
でもこの両極端な2例から、監督絶対的な日本の学生スポーツは学ぶこと多いと思うな。日本のスポーツ界ってむしろ、選手は監督やコーチの名声のための道具で、失敗したら叱責されるのは選手、みたいなロシアのフィギュアスケートのような要素が多分に存在してる気がする。科学的な(ある意味ドーピングも科学だし、ぷぷぷ)トレーニング法を積極的に導入しているロシアの方が、根性論の日本よりまだマシ?みたいなところも感じたりした。
kebaの片手間かつバイアスかかりまくりのオリンピック観戦の感想でごじゃった。やっぱりカーリングは面白い、オリンピック以外にも世界選手権とかもDAZNが扱ってくれないかなぁ。
特に私立は少子化もあって学校の名前を売りたいでしょうし。
ここ10年ほど、学校の傍を通る度に目につくのは実名を挙げて○○さんインターハイに出場とかデカデカと横断幕貼っていること。
幼稚園の傍を通っても、何年も前に卒園した子供が囲碁の大会で賞をもらったみたいな事をデカデカと横断幕で告知してます(笑)。
監督やコーチは結果を出すべく追い詰められているかもしれません。
純粋にスポーツやりたい子供はエライ迷惑かも。
全てが競争、全てが手柄の取り合いだから。。。
そういえば日本大学のアメフトとか、ひどい事件もありました。大学生になっても「洗脳」されてるのは、親も一緒かもしれない、とも思った。
だから、決して「ロシアのこと」とか「フィギュアスケート」のことだって、矮小化しちゃいけない気がします。
吹雪の中で釣りしてるときに、
「あ、カーリング見なきゃ!」って言うと、
隣のおじさんたちも「休憩して応援しよか」と、竿を置いてました(笑)
すごい影響力ですよね~(*´艸`*)
あのポジティブさはすごい
そしてあのチームワーク
表彰台でのメダル掛け合い、夫婦で泣いちゃったよん