今日のうた

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政治は 60点でないといけない

2019-01-15 08:56:09 | ②一市民運動
安倍氏に近い宮古島市、宜野湾市、沖縄市、石垣市が県民投票不参加を決めた。
ラジオ番組(荻上チキ・セッション22)によると、態度を保留していたうるま市も
実質不参加 になったそうだ。
     
①「【音声配信】沖縄県民投票、うるま市長が参加しないと表明。また、条例改正を要望。
  【フェアなやり方ではない】荻上チキの見方
   ▼2019年1月14日(月)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)TBSラジオ」
           ↓
https://www.tbsradio.jp/332184

うるま市はすんなりと不参加を表明したわけではなかった。
まず、県民投票の選択肢を増やすことを県に提案した。
選択肢を増やすことになれば、県の条例を変えなければならず、
2月24日の県民投票には間に合わなくなる。
どうもこのことが、うるま市の狙いだったのではないだろうか。

選択肢を増やす根拠もずさんなものだ。
賛成・反対の他に
「やむを得ない」
「どちらともいえない」
 を加えるというものだ。
これを加えることで、民意が曖昧になることは明らかだ。
どうしてもこの2つの選択肢を加えなければならない、という根拠はない。
県民投票の妨害、あるいは民意をなめている、としか私には思えない。
島袋俊夫・うるま市長は、どっちを向いて政治を行っているのだ!と強く言いたい。

②「うるま市長、4択の県民投票を県に提案 島袋市長
  【市議の理解得られる】
 1月14日 沖縄タイムス+プラス」

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/371482

②-2「自民国会議員、県民投票反対を【指南】 
  市町村議に資料【予算否決に全力を】
 1月14日 琉球新報」

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-860922.html?fbclid=IwAR0h50pMr0rS7g-cW44rhx0TjWRKxTsIts3mmcojnGqWgjbi6vAyD7vSRwQ

衆院議員の宮崎政久氏が文書を配布して、
 市町村議員に【県民投票反対】への道すじをレクチャーしていたというから驚きだ!
 宮崎政久氏は園田博之氏の死去に伴い、2018年11月11日に
 繰り上げ当選になったばかりだ。
 党からの支持はなかったというが、到底信じられない。

③「辺野古土砂投入から1カ月経過 
  国内外から批判広まる
 1月14日 沖縄タイムス+プラス」

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/371428




(画像はお借りしました)




④「(【沖縄】を考える 土砂投入)対話せぬ首相、保守でない
   中島岳志さん
 1月14日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13848156.html?_requesturl=articles%2FDA3S13848156.html&rm=150

辺野古・新基地建設問題について、さまざまな人が意見を述べている。
 それは、このことが安倍政権の本質をついているからだと思う。
 中島岳志さんの言葉には大いに納得です。
 安倍氏には、謙虚に受け止めて欲しいものです。
 一部を引用させて頂きます。

人間は過ちを犯す。
 だから人間の理性を超えた長年の経験や慣習を重んじて
 徐々に変えていく。これが保守の基本的な考えです。

 自分こそ正しいと考える政治は人間の不完全さへの自覚がなく、
 知らず知らず大きな過ちを犯す。
 自分が100点なら相手は0点。それは衝突にしかならず、
 政治を前に進めることにはならない。
 そこで対話をしながら着地点を見いだす。
 そんな【永遠の微調整】をするのが保守なのです。
 

 沖縄で起きている問題は二つの【愛国】の衝突と言えます。
 暮らしの土台となる郷土への愛着(=パトリオティズム)と、
 会ったこともない国民同士の想像上の愛着(=ナショナリズム)。
 二つは似ていますが違うもので、ときにぶつかる。

 故翁長雄志さんは、沖縄県知事になる以前、沖縄の自民党の中枢にいて、
 東京・永田町と信頼関係を築いていました。
 ただ、大切にしてきた郷土を、国家が土足で踏みにじりそうに
 なったため立ち上がりました。
 翁長さんはまさに、保守の政治家でした。


 基地をすぐゼロにしろとも言わない。日米同盟は堅持する。
 ただし、沖縄の歴史に目を向けてください、
 負担がのしかかっていることを認識してくださいと、
 問いかけたのです。


 一方、(その翁長さんが対峙(たいじ)せざるを得なかった
 =紙面より追加しました)今の自民党政治は、
 保守とは全く違うものです。
 安倍晋三首相は微調整や合意形成を軽視して
 いるように見えます。
 保守というより、とても左っぽい。
 冷戦時代、俺は正しいと声を荒らげていた
 ような悪い意味での左翼です。


 言うことを聞かないなら土砂を放り込んでしまうのは、
 保守のやることではありません。
 自分は正解を知っている、反対するノイズは
 取り払って当然だという上からの押しつけは、
 中国共産党や朝鮮労働党を想起させます

 (引用ここまで)





























(画像はお借りしました)
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