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ムラサキツユクサ


アヤメが終わり、ムラサキツユクサが咲き始めた。どちらも育てやすい花だ。放っておいても毎年増える。そのため、市道に面する小さな畑にたくさん植えて、そのままにしている。散歩の人も愛でるようで、それなりに役にたっているのかもしれない。
ところでこのムラサキツユクサ、いわゆるツユクサとは違う。ツユクサは子どもの頃から身の回りでよく見かけていた。ツユクサは茎も細く少しソフトな感じだが、ムラサキツユクサは茎も太くソフト感はない。背丈も60、70cmにもなり、先端に少し尖った葉を横に広げその上にかわいい花をいっぱい付ける。赤紫等の花もあるが、好きなのは紫色だ。尖った緑色の葉と紫色の花は、凛とした姿に見える。花瓶に生ければ凛とした姿が美しい。花瓶を竹籠と組み合わせれば、なおさら凛とした姿にみえる。その姿からはあまり想像できないが、茎を切り取り地面のにそのままにしておいても、根を伸ばし生き延びていく。それほど強い植物でもある。
これまで何人かが株を持って行き、それぞれの地で花を楽しんでいるようだ。私も、最初は隣県薩摩川内市(旧・川内市)の知人から譲ってもらった。
放射能の低線量被曝と関係する花だが、詳細は故・市川定夫氏(遺伝学)の「いのちの危険信号」などを参考にして欲しい。私のムラサキツユクサは、もっぱら花を愛でるだけで、放射能や環境との関係ではサクラの花びら調査が担っている。
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