日頃感じたこと、思ったこと事などを書きとめておきます。
野のアザミ
いかんて
「いかんて」と言えば、他所では中々分からないかもしれない。わが所の方言だ。写真を見れば分かるとおり、大根をスライスし、それを包丁でイカの足のように数本の切れ目を入れて干したものだ。「イカん手」と書けば分かりやすいかもしれない。ヒモにぶら下げ、燦々と降り注ぐ太陽のもとで西からの季節風にさらすと、旨味が凝縮、酢漬けや煮付けとして楽しめる。
今朝、仕事場に来る前に千切り(切り干し大根)と共に、ヒモにぶら下げてきた。私のは自家用だから被害というほどのことはなかったが、千切り農家は去年の長雨と台風にたたられ苦戦しているようだ。数回種を蒔き直す農家もあったと聞く。仕事場に来る途中の大根畑も例年の1〜2割の出来のようだった。私も1回目はダメで、2回目の蒔き直しで、どうにか例年の大きさに育ってくれた。しかし、少し遅れて蒔いた米良大根(伝統的大根)は小振りだ。
畑仕事は、お天道様の機嫌もうかがいながらだが、それはそれで奥深さも感じ、また楽しみでもある。
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