「四十して惑わず、五十にして天命を知る。」
この有名な孔子の言葉通り、1997年40歳にして「日本で最初の総合エネルギーサービス会社(ファーストエスコ・FESCO)を創る」という「あどけない」夢からスタートし、本年2007年、50歳にして、その夢に一旦終止符を打つことになった。
このことで大変多くの人を裏切り、迷惑を掛けたことに対して、自責の念と慙愧の思いで一杯である。一生忘れようにも忘れられない一年であった。
私にとって、2007年という年は、50年の人生において最大の「挫折」を得た一年であったのだ。
ただ、その失意の真っただ中で、家族や親兄弟、友人、仕事上の先輩後輩など、さまざまな人達の温かい激励、理解、協力によって、その苦境をなんとか乗り越えることができた。
そして、あきらめることなく、もう一度10年前の夢と志を胸に秘めて、再チャレンジに向けてスタートを切ることができた。
この10年は、決して無駄ではなかったと思う。それどころか、この「挫折」こそが、天から授かった宝物なのだと思うようになれた。
まさに周囲の人達に支えられ、「五十にして天命を知った」のである。
2008年は再生を誓いつつ、今は感謝あるのみ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます