先週、某大手IT企業のセミナーに参加しました。
私はエネルギー関係の話をさせていただきましたが、そこで聞いたIT系最先端の話は、大変刺激的なものでした。
「クラウドコンピューティング」
「クラウド」とは、「雲」。
空に浮かぶ雲の中にあるICT(Information Communication Technology)リソースを必要な時に、必要なだけ、簡単に使うことができる。
というのが、定義であり、グーグルのCEOが流行らせた言葉だそうである。
最初、私にはまさに「雲をつかむ」ような話でしたが、徐々にその大きなコンセプトに魅せられた。おそらくまだ良く理解できていないとは思うものの、感覚的に何かを予感させる力があるのではないか。
「言霊力」のある言葉とでも言うべきか。
その売り文句の中に、「中小ベンチャー企業でもクラウドの広がりからグローバルに展開可能」というものがあったが、まさに「知恵」さえあれば、グローバル企業になれるということか。これだけでもワクワクさせるものがあるではないか。
まだまだ世の中には、知らないことだらけだと、あらためて感じると共に、異業種のセミナーのようなところにも時々顔を出すべきだということか。
エネルギーとITの融合などと口では言っているものの、実はまったくIT世界を知らないことを痛感した一日でした。