昨年末、2021年12月31日をもって、株式会社ヴェリア・ラボラトリーズという私にとって2社目の創業エネルギーベンチャーが消滅しました。
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社(VJS)というフランスに本社を置く外資系企業に吸収合併されたという形です。
これまでの社員も事業もそのまま引き続き継続して参りますが、むしろこれまでできなかったような大胆な事業にも挑戦できるようになります。
私の立場は、創業社長からVJSとの業務委託契約により、経営全般というより新規のエネルギー事業開拓に力を注げるように変わります。
今回のことは、創業社長としてそれなりに大きな決断でしたが、その根底には会社自体の存続よりも、事業自体の発展とより大きな展開への期待がありました。
思えば1社目のエネルギーベンチャーで10年、この2社目で15年と四半世紀にわたり、様々なことへ挑戦をしてきましたが、私自身の力不足によりなかなか思うような結果を得ることはできませんでした。
この悔恨の思いは、これこらも密かに胸にしまいつつ、今は前向きに進みたいと思っております。唯一の心の支えは、四半世紀の長い間、なんとか社員の皆さんを路頭に迷わすことなく生き残ってきたことかと、自らを慰めております。
これまでの様々な失敗を糧として、これから新しいビジネスを開拓することに残りの人生を賭ける覚悟です。
引き続き、ご支援とご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2022年2月27日
千葉の自宅にて