常識破りの健康法の代替療法はこれですね。

医家向け医薬品販売会社23年間の勤務経験と代替療法のコラボで、皆さまの健康の為に代替療法研究会を立ち上げました。

高齢者の多剤処方を高齢者に注意しても無駄である。

2017年01月05日 13時42分25秒 | 高齢者の多剤処方は注...
今日のNHKニュースを観ていて、呆れてことがありました。

高齢者の多剤処方を高齢者の方向けの小冊子を作り、渡すということで報道していました。

何か違和感を感じませんか?

何も感じない人は、ダメですね。

高齢者にお願いしてどうするのですか?

薬の処方するのは、一体誰でしょうか?

薬剤師ですか?

違いますよね、医師がどの薬を処方するのかを決定するのです。

高齢者に小冊子を読んでもらったからと言っても何の役に立つのかということです。

これは、我が家でも同様なことが起きています。

市役所から医師の処方薬をジェネリック医薬品にという提案の文書が届きます。

しかし、私はそのままにしています。

本当は、市の財政が良くないので、ジェネリック医薬品の処方をお願いしたいというのが良いと思うし、医師会や薬剤師会の協力を仰ぐ必要がありますが、医師も薬剤師も利害関係者でジェネリックなど使われたら、収入が減りますから、無理な話です。

高齢者の多剤処方など医師が薬剤の処方を決めているので、高齢者が小冊子を読んで、一体何をするのか?

医師は、他の職業と違い、プライドが高く、素人に多剤処方を減らしてくれと言ったら、物凄く怒られそうです。

私も17年前まで医家向け医薬品販売会社に23年間勤務していた関係で、医師や薬剤師や製薬メーカーの事もよく知っています。

多剤処方は、高齢者に多く見受けられますが、私の父も一杯薬を服用していましたが、その中に長期連用するなという医薬品を服用して、脳梗塞になり、心筋梗塞になり、心臓にステント挿入の手術をしました。

父が服用していたのが、胃潰瘍治療薬H2ブロッカー・ガスターD錠10mgを長い間服用していて、胃や腸の状態がおかしくなり、脳梗塞や心筋梗塞になりました。

医師がガスターD錠の添付文書をしっかり読んでいればと思いますが、せめてその後の薬剤師がガスターD錠を長期投与しないでいてくればと今でも思います。

父がかなり長い間ガスターD錠を服用したことで大変でしたが、その前にも眠れないということで精神安定剤のデパス錠でも眠らないで私が困ったことを昨日のことのように思い出します。

以上のような発想をしている薬務行政をしている限り、医療費が減ることなく、膨大に増えることが必至です。

医師に対する国家財政学の講習がひつようですね。

医療費だけを神聖視することもできないので、適正な医療費に戻さないと日本の国力が相当落ちます。

ダラダラと書きましたが、今年の医療費をいかに抑制できるかで変わりますので、国民も考えないといけないと思います。