池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

与楽庵の扉を取り付けに行きました。

2008-05-13 21:13:30 | 与楽庵

昨日は、去年から頼まれていた与楽庵の扉を取り付け行きました。

毎度のように、古い材料を選んで製作。

築150年の家なので、最初からこの扉がついていたかのような感じ作りました。

イメージとするところは、今から100年前に、地元の昔からある鍛冶屋が、遊び心で作ったもの・・・

そんな感じです。

よって、地元の鍛冶屋なので、デザインとか、しゃれたものを作ろうとかそんな概念はなく・・

寸法もアバウト

しかも、ひま暇につくって、出来た時が出来た時という感じ・・・

そんな、昔のノスタルジーを思わせる作りです。

Yorakuanntobi

物語として扉ですね。

二つと同じものは出来ません。

自分の腕をみせるのは、技術と道具さえあれば出来ますが・・・

物語を作ることは、また別の感覚が必要かも知れません。

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


八重山モンキーin与楽庵2006

2006-07-31 21:21:38 | 与楽庵

先日土曜日は、与楽庵にて八重山モンキーを迎えてコンサート夏の陣。

八重山モンキーとは、沖縄バンドです。(よくわからないが、そういう説明でいいのか?)

当日は、午前10時から作戦開始となりました。

ボランテイアによるコンサート運営となります。

今回は、約20名ほどのスタッフにて、(全員当然素人)

わたくしは、前回は設営責任者のような感じでやってましたが・・・・・・

今回は、大道具の運搬、片付けの責任者のような感じでしたが・・・(実質前回とあまりかわらないような・・・)

後は、記録係ですね。

ホントに、皆さん暑い中がんばっていました。

今回は、沖縄のイメージで大きな垂れ幕を屋根からぶら下げるとの事。

もう、屋根が太陽熱、岩盤浴状態になってました。

なんとか、垂れ幕を設置しましたが、どうも風で上に上がってしまう。

そこで、垂れ幕に石をガムテープで、取り付け。(内心・・・うわーーーいつ落ちるかわからねーーーーー)

夏の与楽庵と沖縄音楽。

去年は、冬の与楽庵とジャズ。

前回も思いましたが、お客様に非常に助けられました。

当然、屋外となります。

要するに、自然との戦いの中でもコンサートです。

きて頂いた、お客様は非常に親切で、良くして頂きました。

そんな中、ブログを通じて知り合いになった千葉さん がお見えになりました。

千葉さんの方から、声を掛けて頂きました。

「うわーーーーー」感動です。

わたくしは、バーベーキューの準備やらでバタバタしておりましたが・・・・

「初めましてです」

お互いにまずは握手をしました。

しばらくは、感動で呆然・・・・・・・・(ご挨拶をさせて頂きましたが、自分でなにを言ってるのか分からない位・・・嬉しい

やはり、感動します。(しばらく、ブログのことでお話をさせて頂きました、嬉しい

もう・・・それまでの疲れが半減しました。(ホームページの問い合わせよりも嬉しい

なんか、遠距離恋愛をしていたような感じさえしました。(笑)

さて、八重山モンキーくん。

今回は、3人組です。(ホントは、4人組かな?)

「ワールドチャンプルー」を軸に音楽活動をされているみたいです。

2次会で、お話をさせて頂きましたが、実にいい若者です。(えっ・・俺っておいちゃん?)

お名前は、聞いてませんでしたが、舞台から見たとき立位置が左の君です。

まだまだ、これからどんどん発展していくバンドだと思います。(しかも、実に礼儀正しい)

もともとは、3人とも違う音楽を専攻されていたみたいです。

そういう中で、沖縄というキーワードで三位一体。

まさに、チャンプルーです。(久留米の六角堂でも演奏した事があるそうです)

わたくしは、沖縄音楽というのを初めて肌で触れましたが、時にゆったりして時間の感覚

が、3分の一になるような風雅で甘美な心地よい音楽。

時に、地球の聖霊達を呼び覚まそうとするような垂直力のある音楽。

時に、周りの人間を道連れにする遠心力のある音楽。

時に、懐かしさと人肌を感じ、音が頬をなでるようなイメージで平行感覚が麻痺する。

日本語でいうと、・・・・・ひと時です。

S2006_0729yaeyama0058 ちゃくちゃくと会場の設営が始まりました。

S2006_0729yaeyama0059 屋根の上からみた会場風景です。

S2006_0729yaeyama0060 与楽庵入口の看板です。

ここが、受付になります。

S2006_0729yaeyama0061 売店の方も準備が進んでいます。

女性陣は、浴衣にて

お出迎え。

S2006_0729yaeyama0062 ポスターです。

S2006_0729yaeyama0064 さーーーーそろそろ開演です。

S2006_0729yaeyama0065 さーーー始まりました。

八重山モンキーの

魅猿、意和猿、喜歌猿の三人さん。

(勝手にネーミング)

S2006_0729yaeyama0068 売店の方もまずまずの売れ行きです。

S2006_0729yaeyama0070 後半のハイライト。

八重山モンキーの遠心力で

お客様が、イヤサッツサー・・・

S2006_0729yaeyama0073 2次会の時に、八重モンさんを交えての花火大会。(ココだけの話・・

わたくし、やけどしてました。)

だって・・ライターで火をつけたら

横から、炸裂。(帰りは、濡れタオルで押えてました)良い子は、大人の人と一緒に花火はやってね。

とにもかくも、無事、世楽庵のコンサート終了。

来年も、なんかやるそうですよ。(ボランテイアも同時に募集、年齢性別は問いません

なるべくバカチンが良いそうです)

連絡は、こちらです。(勝手に募集)

営業品目:鉄骨工事、建築金物、階段工事など

福岡県久留米市東合川7-13-12

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


与楽庵飾り棚。

2006-04-08 09:43:43 | 与楽庵

昨日、久しぶりに与楽庵に行き候。

随分前に、製作依頼があったのですが・・・3月は年度末でなにかと飛び込みの仕事が

多くて・・時間が取れませんでした。

やっと、昨日行きました。

与楽庵のイメージや築150年という事を念頭において製作にかかりました。

S2006_0407yorakutana0049 月曜に焼き物が届くそうです。

とりあえず撮影用に漆茶碗を並べてくださいました。

来週になると、焼き物も陳列されて

いい感じになると思います。

S2006_0407yorakutana0050 またもや、ネームプレートです。

今回は、真鍮に打ちました。

みなさん気付いてくださいね。(一番下にあります)

時間の関係で、両面テープで取り付けてます。トホホ・・・・・ぷん。

S2006_0407yorakutana0053

横からのアングルです。

最初からココにあったシリーズです。

棚板は、与楽庵にあるものを使用しました。

ステンレス庇 鉄骨工事 e-鉄工所がんばってるか通信 鉄ネームプレート

福岡県久留米市東合川7-13-12

池上鉄工ブログ


藤原清登in与楽庵.

2005-11-21 09:42:51 | 与楽庵
与楽庵にて予定通り、雨もなく無事コンサート終える事ができました。

予想通り、夜はかなり冷え込みが激しくなり寒いなか着ていた頂いたお客様に大変感謝しております。

池上鉄工は、19日から参戦しておりました。
わたくしは、さっそく焚き火につかうイッと缶の蓋の全開の作業。
暖を取る為に、薪の準備をしなくてはいけません、ところがその薪が
湿っている・・・・生木に近いような状態。
それを、チェーンソーで切断してましたが、なんせ水分がある為に重いでは
ないですか・・・・
もう、バテバテになり候。
そこへ、親分登場・・・(なんでも、ムーミン谷に住所があるそうです、そうか・・そうだったんだ)
西中くん登場・・・(久しぶりに、会ったが太っているような感じ・・・・ムーミン谷の主食はなんだろ?)

親分がトーマス(薪ストーブの事です・・なんでかそう呼ばれている)
に、火をどうしても入れたいご様子。
現段階では、試作の段階・・・でも、ここで火を入れないと後での事もあるので着火。
そういえば、・・・・仕切り板を溶接してなかった事を思い出した。

次の日、コンサート当日。
なんと、わたくしが会場設営の責任者になっているではありませんか!!!
なんでも、決まっていた責任者の人が当日ここに来れないということ。
スタッフは総勢30名くらいで、会場設営班と、食事などの出し物班に分かれていて
午前10:30くらいから段取りの説明会開始。
ムーミン親分から、いろいろと説明がされた・・・・。
駐車場の整理班と会場の準備班と分かれて、準備開始。(班長さんは、その段取り)
わたくしが一番心配していたのが、焚き火の薪がこの量で足りるかどうかです。
一応、乾燥している薪を準備してもらいましたが・・・・心配だったので自分でも調達。
火起こしの時に、時間をとったらいけないので塗料シンナーも準備しておきました。
おおーーーこれが良かった、案の定なかなか火がつかない。

午後4:00くらいになって、ぼちぼちお客様がいらっしゃいました。
その頃になり、焚き火の準備をして・・・しかし・・・煙が目に染みる。
問題は、ここなのです。
暖をとる以上、この現場では焚き火しかない・・・でも煙が・・・
ムーミン親分に、いろいろ相談。
でも、やっぱり決行することにしました。
夜になると、やはりここは山です。・・・
体の芯から冷えてきます・・底冷え。

午後5時30分・・・・試合開始。
会場は、満席御礼状態となりました。
やはり、煙が目に染みるみたいで・・・・大変そうです。(お客様には、大変ご迷惑おかけしました)
でも、だんだん暗くなり煙が見えなくなりました。
と同時に、わたくしの方も煙が余りでない燃焼のやりかたを発見。
演奏が1時間ばかり、その後30分の休憩時間。
その休憩時間に、おでんとか豚汁などの販売。
なんと、大変嬉しい事に、お客様もこの与楽庵での寒い夜の過ごし方を発見されたみたいです。
御自分で薪を入れてくれるようになりました。
そうなんです、ここでは自分が動かないと生活できない。
わたくしは、この時点で全身の力が抜け(もちろん、安心して)
一度、与楽庵にきた方が8割くらいの比率でしたので、どういう状況なのかご理解していただいた
お客様です。(大変、裏方の者としては嬉しい限りです)

演奏が無事終わり、(この時点は、わたくし的には、ほっとしてこれまた全身の力が抜けてます)
さっそく、2次会の準備に取り掛かり、てきぱき。
演奏者の:藤原清登:を囲んで2次会。
スタッフのみんなは、tシャツにサインをしてもらい(なんと、スタッフtシャツがあるんです)
わたくし的には、この時点ではコンサートの成功の安堵感でホーシン状態。
「乾杯ーーーー」
ホント、おいしい酒が飲めました。

この場を、お借りしてこのコンサートに来ていただいた素晴らしいお客様に感謝。

そして、ムーミン親分に脱帽。

スタッフの皆様に、感謝。

s-2005_1120jazuu0027
トーマスに試験的に火を入れて
みました。
s-2005_1120jazuu0028
ちゃくちゃくと会場設営。s-2005_1120jazuu0030
西中くん。
カレーを食べてください。
s-2005_1120jazuu0032
椅子を並べて
s-2005_1120jazuu0034
慶まんまの
奥様たちにもがんばって頂きました。
s-2005_1120jazuu0036
屋内もざぶとん
敷き。
s-2005_1120jazuu0037
そろそろお客様が
おいでになりました。
s-2005_1120jazuu0038
そろそろ開演です。
満員御礼。
s-2005_1120jazuu0041
演奏が終わり
ウッドベースの形に
灯明を並べました。
s-2005_1120jazuu0044
2次会
藤原清登さん
とパシャ。

ホントに、寒い中素晴らしいお客様とスタッフに感謝です。
与楽庵は、ほんとに幸せ者です。



ステンレス庇、鉄骨工事、建築金物、古民家
福岡県久留米市東合川7-13-12
池上鉄工ブログ