久しぶりにブログを書きます。
最近忙しすぎてというか、なんだかんだで
遠近両用のメガネを買って以来なんか目が疲れるのですが、レンズを元に戻そうか
悩んでいる次第です。
さて、ものつくりとは、一体何をつくっているのでしょうか?
僕らでいえば、結果として、鉄製品だったりするわけですが、技術を作ってるのでしょうか?
僕は、自分の事を「デザイナー」だと思って仕事をやってます。
なにも、かっこいいものを考える人がデザイナーだとは思いません。
この前、工場に鳩が来るのでとうとう天井にネットを張り巡らしました。
防鳥ネット屋さんに、どんな風に張ったらいいでしょうか?と打ち合わせしてました。
ネット屋さんが、では、ちょっとデザインしてみますと言われました。
僕は、デザインとはそういうことではないかと思います。
つまり。一業種、一デザイナーだと思います。
ネットであれ、電気の配線であれ、設備の配管であれ、米を作るであれ、野菜を作るであれ
ブロックを積むであれ・・・・・全ての業種には全てのデザイナーがいるわけです。
分業ではない・・・・と思います。
自分達は、下請だから図面通りに忠実につくることが生業ですということでしょうが・・・
でも、忠実につくることが出来るように仕事の段取りやら、人間の手配やら、材料の発注やら
利益が出るようにはどんな風にしたらやりくりできるだろうか、などなど
「ものつくり」そのものをデザイン、プランしているわけです。
製作している側が、「自分がやってることは、デザインをしていること」という意識があれば
自分達がやってる価値、意味がわかるはずです。
ですので、僕は、ものつくりはデザインすることだと思います。
ものつくりでつくっているのものは、使う人が使いやすいように、問題が解決できるように
使う人が今よりももっと豊かな人生がこれから送れるようになるようにする為の
スタート地点つくりです。