なんとか、このなんとも言えない忙しさの中から抜け出せそうです。
しかし、今回の忙しさの中には、何かしら得るものがあったように感じます。
仕事に対する、自分で探すものや、やってはいけないこと、やらなければいけないこと。
やってはいけないことの一つに、大きな仕事はやってはいけないということです。
自分の土俵や得意分野がありますが、その土俵よりも大きな仕事はやらない事です
常日頃、大きな仕事は断っているのですが、断れない状況もあるわけでして・・・
そして、自分で探すモノとしては、新しい分野への挑戦と言いますか・・・
違う価値観を持つ業界へのつながりです。
「鉄」というククリで考えると、裾野はかなり広いものです。
言うならば、建築業界に拘らなくて、別の業界の人たちが自分たちを必要としている
という感触がつかめました。
最初は、勝手が違うので戸惑いましたが、しかし最終的には求めるものは同じということです。
そして、ネット経由でのお仕事も毎月させていただいてるんですが、大体が個人の
お客様です。
わたくしは、個人の方とこうやってネットでのお仕事をするにあたり、いろんな思いが
します。
それは、常に潤いのあるお仕事だからです。
当然、いろんな失敗もあります。(それも、自分の不手際として真摯に受け止めています)
ですが、普段は、納期やら金額やら精度やら書類やら・・・・・・と
ドライな取引が多いです、もちろんお金が絡みますので当然ですが・・
ネット検索されて、当社にたどり着いたとすれば、実に感慨深いものがあります
そして、個人のお客様がどんなことを考えているのか・・・鉄工所というマイナーな仕事を
どのようなとらえ方をしているのか・・
やはり必要とされているのです。
ドライな仕事ばかりでは、この辺の感覚が麻痺してしまいますが、(納期ばかりなどを
責められて当社みたいな、少人数でやっているところは、もう大変です)
先日、サービスの哲学という本を読みましたが、ホテル業界の話ですが
実に、分かりやすくサービスと言うものの意味について書かれています。
鉄工所とサービス・・・・・・まったく違うと思われるかも知れませんが・・・
実は、次世代の鉄工所にはなくてはならないものかもしれません。
なぜなら、今の鉄工所には、サービスが無駄・・・という観点から成り立っているからです。
なにも、ただでやるという意味ではもちろんありません。(それなら、サービス業界が
成り立たない)
必要とされているところに自分の立ち位置を置いてみる。
簡単なことかも知れませんが、ホントーにそうなのか?
今の立ち位置がホントーに必要とされているポジションなのか?
もっと、自分を買ってくれる人にホントーに出会っているのか?
自分が安くしか見えない位置に立っていないか?
ホントーに、ユーザーから見えているのか?
わたくしは、思いは必ずかなうと思ってます。
だから、こんな人に遭ってみたいとか、こんなことをやった事があるという人にも
遭ってみたいです。
その本の中で、サービスは、心・技・体・の順番で必要だと言う事書かれています。
やはり、まずはその思いがなければ、始まらないということです。
次に、技(技術や知識など)
そして、それを実行する体力(会社で言うなら、資金とでもいいましょうか)
5月は、忙しい中にも、自分のなりにビジョンが見えてきたような気すらします。
(不確定ですが・・・・・・・爆笑)