池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

階段の改修工事の現場

2009-07-04 22:15:00 | 現場調査

さて、本日は福岡まで出向いてかなり古くなった鉄骨階段の改修工事の

現地調査。

しかしながら、多分30年はほったらかしという状態。

以前、漬物屋さんの鉄骨の改修工事の時と同じ状況である、鉄が紙のように

なっています。

まさに、錆びの摩擦でなんとか形を保っているようなもの。

まさにこの写真では地獄絵図。

Nec_0252

部材は、昔なので軽量h・・・・・・です。

さて、どうしたものだろうか?

現状の部材は、取り替えられませんので、補強しか方法がありません。

水かかりの多いところは、錆が発生して、錆びにまた水分が吸収されて

どんどん膨らみますので、モルタルなんかは錆びの膨張に耐え切れずに

剥離してしまいます。

それも、想像を超えた破壊を起こしますので、モルタルの厚みが3~4センチくらいは

簡単に取れてしまいます。

手摺の足元に水がたまりそこから手摺の支柱が腐ってきて錆び発生。

膨張してモルタルが剥がれる・・・・・・んでもって剥がれて所からまた雨が入って

錆が増殖・・・最終的には支柱が折れてしまって手摺全体がぐらついて危険な状態に・・・

もしアパートならば、住んでいる人はなんとなく危険な場所はわかるが、はじめてきた人は

わからない・・しかも夜にでもなればなおさらである(お酒がはいってればなおさらである)

あなどなかれ手摺の錆びを。


鉄骨階段の打ち合わせ。

2007-01-19 22:14:34 | 現場調査

小学校の鉄骨の屋外階段の打ち合わせに一日が費やされた。

なかなか時間がかかる。

打ち合わせというか・・・・ほとんど顔見せという感じですね。

別件で知り合いの設計事務所のひとから階段の形状について相談された。

階段というものは、段数や踏み板の部分で大方の形状が決まる。

特に、段数の割付で意外と見た目が左右されることが多い。

常に、立体的に物事を考えなくてはいけない。

2次元の感覚で考えていたら、必ず意外なところで変な形になる。

手摺などの形状は、よーーく考えないと急に高くなったり、急に低くなったりする場合が

ある。

手摺などは、特に形状などを考えないと、日常生活に支障をきたす場合が多い。

特に、家族構成や、小さい子供さんが多いところや公共の場所などでは

形状や高さの制約などがある。

あとは、その階段を利用して物を運んだり、大きな荷物などを持って運ぶ場合などは

足元が見えなくなり、危険なことがある。

実は、人間工学に基ずく寸法設定が必要となる。

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


笑う角には福来る。

2007-01-13 21:27:44 | 現場調査

本日は、玄関庇の打ち合わせに行きました。

今回は、地元の甘木での打ち合わせとなりました。(よって取り付け工事までします)

現場で10:30にエステート工房の徳田社長様と待ち合わせ。

はじめてお会いしますが、別の現場で建て方の途中のところをいていただきました。

ヘルメットをかぶり、いかにもそのまま現場から直行という感じです。

さっそく名刺を交換。

そして、大体の打ち合わせなどをして、少しお話をしてました

実に、よく笑う人である。

なんか、こっちまで嬉しくなるような感じ。

徳田社長のブログでも書かれているように、まさに笑う角には福来る

なんだか、新年からよく笑う人に合うと今年がなにかいい年になりそうな気がします。

徳田社長の人柄でしょうか・・・

ブログを通じて、去年はいくつか物件を受注されたみたいです。

そして、ネットでのお仕事の場合は、お互いにどんな会社か・・どんな仕事をしているかが

あらかじめ情報があるので、現場での打ち合わせがスムーズに行く。

これも、ネットの強みではなかろうか。

先日は、舞鶴のマンションの現場に打ち合わせに行きました。

ポンプ室の扉の交換です。

今度は、ステンレスの扉に変わります・・・

2007_0111kottsori0062 写真が横になってますね。

現在は、鉄製の扉ですが

古くなって、扉の下のほうが腐食して

おります。

枠と、扉本体を取り替えます。

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


バスケットゴールのボードの打ち合わせ

2007-01-10 11:22:09 | 現場調査

本日は、自衛隊にてバスケットのゴールのボード?(なんていうでしょうか?)

以前から、お世話になってる工務店さんと行きました。

まーー相変わらず駐屯地に入るにはなかなか面倒ですね、・・・・

今回は、体育館の中にバスケットボールのゴールボードの下地の鉄骨について打ち合わ

せをしてまいりました。

しかし、この工務店さんの社長さんは、元気である。

多分、歳は85・・・・・ということ・・・

なんでも、自衛隊一筋みたいで、戦時中でも出入りしていたそうです。

前に、コンクリートはつりを機械でしていましたが、もうコンクリートを壊しているのか

自分を壊しているのかわからないような感じです。(振動といっしょに自分も飛び上がる)

体は比較的に小さいのですが、目はまだ生き生きとしています。

わたくしはよく、年配の方と仕事を一緒にする機会が多いです。

そこで、いつも   必死 ・・・・

という言葉の意味を痛感させられます。

確かに、体力的には若い人には負けるかもしれませんが、ですが、必死・・・という

部分は、とても思い知らされます。

「俺は、まだまだやれる」

その辺の気持ちですね、若い人にはまだまだこの先長いという余裕があります。

しかし、年配の方には今しかやれないという必死さがあります。

確かに、枯れ木は折れやすいです。

若い木は、良くシナッテ(曲がる)、弾力もあります、どんな形にもなります。

しかし、枯れ木は、曲がらない、弾力がない、折れやすいということです。

ですが、焚き火をすると実によく燃えて、長持ちする。

若い木を燃やしても、煙ばかり(文句ばかり)出てなかなか火がつかない。

ですが、というものはそういうものかも知れません、でも骨はなくてはならない。

骨が折れると、筋肉はついていけません、骨があって筋肉が付く。

から揚げとか食べても必ず骨は残ります、ですが、ある筋に切れ目を入れると

見事に割れます。

骨は食べれません(現場で、打ち合わせとかしてもなかなか納得してもらえない)

ですが、ある部分に切れ目を入れると、綺麗に割れます(納得していただきました)

しかも、そこからエキスが出てきていいスープが取れるんですね(実に深みがあり

そこにしかない味です。)

それと、先日 溶接技術 という月刊誌を見ておりましたら(毎月とっております)

日曜溶接 という記事を見つけました。

溶接をもっと身近に感じて欲しいという意味で、日曜溶接 です

そこでそちらのサイトを見てみました。

非常に分かりやすく、溶接 というものを書かれてあります。

わたくしの、もっと鉄工所を身近にという考え方にも似ているような気がしてます(すいません、勝手に考えております)

良かったら、見てみてください。

ブログは・・・・コチラ


今年も火の見やぐら修繕。

2006-07-07 18:00:00 | 現場調査

去年から、なんだか消防団本部から、火の見やぐらの修繕工事の依頼が時々あります。

やはり、今回も厳しい現場での状況となりました。

火の見やぐらって、結構高いんですよね。

しかも、老朽化してるので、既存の梯子を使って上ると梯子が壊れそうです。

当社は、いつの間にか、(んあわけ、ないやろーーー)消防団本部の登録業者になっているので、今回も厳しい状況のなかがんばらせていただきますが・・・・

しかし、今回は前のやつよりも、かなり厳しいです。

でも、この昭和の遺物を守りぬくにはやはり、補修が必要となります。

まあ、この手の工事は結構当社としてはお手の物です。

S2006_0707shoubou20026 この、一番上の床板をやり変えます。

結構、老朽化しており、

はっきり言ってこわい。

S2006_0707shoubou20022_1 もう一つ、外部の手摺工事の現場。

実は、この手摺は緩やかな螺旋状に

なっており、しかも・・・

半径が、右と左が違います。

右の半径が、29m程度

左の半径が、12m程度

営業品目:鉄骨工事、建築金物、階段工事など

福岡県久留米市東合川7-13-12

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