池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

見積もり三昧。

2006-09-08 21:08:51 | 鉄骨見積

本日は、鉄骨造の見積もりを3件。

以前から、頼まれていましたが、なんせ・・・・時間がとれずに本日3件まとめて

鉄骨見積もり。

一つは、アーチ状になっている倉庫。

鉄骨の構造は、パイプにての構造となっている。

パイプとは、非常に合理的な材料ではあるが、鉄骨の材料単価が高い。

通常の型鋼の倍ちかくまで値段が跳ね上がる。

鉄骨造の場合は、重量単価ということにいまだになっているが、あまり鉄骨造に詳しく

ない人は、ひたすらに重量を下げることに専念する。

しかし、パイプ構造は鉄骨重量は軽くなるが、加工手間が3倍くらいはかかる。

しかも、溶接の入熱で歪みやすくその矯正にも時間がかかるため

当然、単価が高くなる。

以前、金額を下げる為に工務店さんが、わざわざラチス構造にしてとんでもない単価に

なった。

大手のハウスメーカーさんあたりになると、四隅の柱と中の柱が微妙に大きさが違う

時がある。

多分、構造計算の段階で一生懸命に数値をいじってこんなことになったんだと思う。

しかし、鉄工所としては加工がやりやすいのは、同じ部材、同じ長さというものが

加工がやりやすい。

当然、加工がやりやすい為、お値段も多少はなんとかなるもの。

でも、デザインが好きなわたくしとしてはなんか物足りないと・・・・

わたくし個人的には、ミースのデザインが好きです。

バルセロナ万博のドイツのパビリオンは一日中もていても飽きませんね。

「建築の神々はディテールに宿る」

ミースの作品を見ていると、いつもそう思います。

鉄骨造は(特に露出の場合)細かい部分をしっかり治めてやると

別段、形にこだわらなくてもスマートで綺麗に見えます。

それは、建築金物でも同じですね。

池上鉄工のディテール集でもつくろうかな?(笑い)

営業品目:鉄骨工事、建築金物、階段工事

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


本日は、佐賀まで。

2006-09-07 18:46:20 | 鉄骨見積

本日は、佐賀の市内付近まで物流会社のプラットホームの床の改造工事。

もう随分と古い感じがする。

なんでも、リフトを運転中に床が下がってしまったそうです。

結構、物流会社での床が下がることは(まずは、土間にひびがはいる)

よくある。

リフトが頻繁に行ったり来たりするわけだからやはりその辺はしょうがない。

まーーこの辺は難しいところで、土間の下に防湿シートを敷くわけだが

つまり、栗石と縁が切れるわけですが、湿気はあがって来ない・・・

ですが、密着性がよくないので、当然・・・・カパカパになる(リフトや大型トラックが頻繁

に出入りするところは要注意。

明日は、一日かけて溜まりに溜まった・・・見積もりを作成しなければならない。

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所


いろんなところで・・・

2006-04-14 21:29:15 | 鉄骨見積

しかし、いろんなところでお役に立ってます。

先日、ホームページを見てから・・・・・という御電話を頂きました。

今は、八女のほうで倉庫を借りて仕事をされているそうです。

そして、この度新しく土地を購入して自分の工場を計画中とのことでした。

若い方で、まだまだこれから行きまっせ・・・・・という感じのすごく感じのいい人でした。

わたくしは、そんなこれから、自分でやっていくぞーーーの人は大好きです。

当社の場所を電話でお話して、近くまで来ていただきました。

いろいろお話を聞いていると、マシニングの仕事をされているみたいです。

おーーーーとなると、・・・・・・・円陣ではありませんか・・・

わたくしは、早速円陣の話をさせていただきました。

それで、よく話を聞くと、津留崎さん を知っているとのこと・・・

わたくし、是非お力になりたいと思います。

さっきいいましたが、よーーーしこれからいくぞーーー。というひとは大好きです。

まだまだ、計画段階とのことですが、是非一緒にお仕事をやってみたいです。

そして、その方が当社で書いた、鉄骨施工図集をプリントアウトして、計画の参考にされているそうです。

ホントに、どこでお役に立っているかわかりません。

嬉しい限りです。

S2006_0414shimabara0070 長崎県島原市の方から御注文頂いた

ステンレス庇です。

お待たせしてすいませんでした。

ステンレス庇 鉄骨工事 ネームプレート e-鉄工所がんばってるか通信

福岡県久留米市東合川7-13-12

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見積に日

2005-07-19 18:57:47 | 鉄骨見積
たまに、見積もり三昧の日があります。
いくつかまとめて見積もりをするわけですが・・
鉄骨見積も場合は、重量をカウントしてそれに材工をかけるわけですが・・
21世紀にもなって未だに、重量で金額を決めるというこの業界の体質は
どうにかなりませんかね?
つまり、重くて量が多いものが高いという19世紀の考え方ではありませんか?
鉄骨見積には、ボルト、製作、取付、錆び止め、運搬・・・それぞれトンのいくら?
おいおい・・製作をトンのいくら?はああああーーー
だったら、おめえ、材料が軽くて、形状が難しくて、取り付けも難しくて、日日がないやつはどうするんだよ。

(カンカンカンァン・・・・・ポーズ)