一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

回復

2006-02-12 18:45:43 | 日記・エッセイ・コラム
 やっと体の調子が戻ってきたようだ。
食欲もあるし、だるさも抜けてきた。
今日、一週間ぶりにO先生の病院に行ってきた。
口の中を覗きこむと、口内炎は綺麗に治っている。
二割ほど減った体重も徐々に戻りつつある。
O先生も僕の回復ぶりに安心したようだ。
「このままいけばまず大丈夫。ステロイドの投与は二日おきにしましょう。それで一週間ようすみて問題なければ大丈夫でしょう」
O先生の言葉を聞いていた奥様はホッとした顔で言った。
「あの時はもうだめかと思った。あのまま死んじゃうんじゃないかと・・・」
「お母さん、弱気にならないで。大丈夫ですよ」
僕は一週間分の薬をもらって帰って来た。
 今日はご主人様もお休みのようだ。
することがないのか一日中家の中でゴロゴロしている。
Kaifuku13
僕も暇なのでご主人様の横で窓の外を眺めていた。
今日も野鳥が来ている。
でも僕の姿を見かけるとすぐに飛び立ってしまう。
どうも猫は嫌なようだ。
奥様がブラインドを下ろした。
Kaifuku23
すると安心したのか、野鳥は美味しそうにりんごを食べていた。
僕も外に行きたいなー。
でも、まだまだ先の話だ。
雪はまだまだ降る。


コメント
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