昨日の朝は仕事に出かける時に毎日の晩酌で使うミカンの在庫が少なくなっていることに気が付いて

仕事帰りに近くの無人販売で調達して来ようと思いながら仕事場に行ったのですが・・・良いタイミングで園長が「みかん食べるならちょっとだけ傷がついてるけど良かったら持って行って」と言ってくれたので遠慮なくいただいて来ました。
これで何日分かはあるのでしばらくの間は買わずに済みそうですね。

前置きはこのぐらいにしてここからが本題です。
同じ団塊の世代ということでその内容に共感することが多いブロガーさんの昨日の記事にこんなことが書かれていました。
「人生100年時代の到来ということで高齢者の働き方に注目が集まってる、政府は70歳まで働ける機会を確約するよう企業に求めてるという、少子高齢化が進むなか社会の支え手を増やすうえで勤労意欲の高い高齢者が切り札になると考えたらしい。」
これって、希望者の定年を70歳まで引き上げるってことですよねぇ。
今の時代に賢パパのように70過ぎても仕事をしている人は多いと思いますが・・・賢パパが勤めていた会社には60歳定年の制度があって、その後雇用延長があるけど65歳でリタイヤするケースが一般的で更に働くのであれば自分で仕事を見つけて来るしかありませんでした。
その「定年」のことなんですが、賢パパが新入社員として定年までお世話になった会社に入ったのが1972年のことですから・・・もう50年近くも昔のことでした。
当時の定年はどこの会社でも55歳というのが普通で・・・定年退職して会社をお辞めになる先輩が職場に挨拶に来られたのをお見掛けした時は、正直言ってそれなりの「おじいさん」だなぁと思っていました。
それが・・・今では55歳と言ったら働き盛りとは言えないまでもバリバリの現役世代でありますよ。
ずいぶんな変わりようではありますが・・・半世紀という時間の流れの中では必然の変化なんでしょうね~。
ちなみに、この変化は1986年高年齢者雇用安定法で60歳定年が努力義務化になり、60歳という年齢で定年を迎えるのが一般的となったり、2013年にとうとう65歳までの雇用延長が義務化となったことで、定年の年齢が大きく変わったんですよね。
どうしてここまで定年の年齢が引き上げられたのかと言えば・・・勿論、平均寿命が大幅に伸びて働くことが出来る年齢が高くなったというのはあると思います。
しかし・・・そればかりではないと邪推したくなるのが年金問題。
このまま行けばいずれは破綻が確実視されている公的年金ですが・・・当時は潤沢な資金があった。
なので・・・55歳が定年の時代にリタイヤした先輩たちは退職時の給料に比べても少なくない年金を受け取ることが出来た。
それで、生活するには十分な収入があったので再就職をしなくても悠悠自適の老後を過ごすことが出来たのだと思いますよ。
ところが・・・今の年金では他の収入がなければ生活の水準を維持することが出来ない。
だから・・・賢パパのように健康と時間つぶしを目的に働いている人間ばかりではなく必要に迫られて仕事をしている方がたくさんおられる。
「悠悠自適な老後」なんてのは死語になりつつあるんでしょうね~。
愚痴こぼしてすみません。
ここまで書いて来たように「定年の年齢」と「年金の支給額」がずいぶん変わりましたが・・・他に変わったものの代表と言えばこれの値段じゃありませんかねぇ。

地方によって差があるのかはわかりませんが・・・賢パパ地方では60年ぐらい前のラーメンの値段が普通盛り一杯50円でした。
それが今では700円、800円が普通で奥方から聞いた所によれば1000円するのも珍しくはないという。
他の食べ物でそんなに値段が上がったものは思い浮かびませんからラーメンの値段も昔と比べて大きく変わった。
今日の話題は昔と比べて大きく変わったことともののお話でした。