I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

冬のお散歩 Walking in Winter

2006年02月01日 | 山のお話

                ↑ヤブムラサキ

旧三和町の元宮公園の駐車場にのぼる途中、仙人草の髭もじゃ姿を探しながら歩いていると、いろんな植物たちがそれぞれ違った色のカラフルな実をつけているのに気がつきました。
          
         

   ↑イズセンリョウ            ↑シロダモ                     

       

     ↑フユイチゴ                           ↑ノイバラ  

                       
                      

          ↑クロガネモチ

       
   ↑ヘクソカズラ              ↑ナンキンハゼ

紫・白・黄・赤・赤・赤・黄・白・・・
やっぱり赤が一番人気のようです
それにしても、どれもきれいな色をしています。冬の山ではあまり花を見ることはできませんが、このように色づいた実はまるで宝石のようにその美しさを放っています。父の協力により、全ての名前がわかりましたちなみにシロダモは赤い実をつけるのが一般的で、黄色い実をつけるのは稀だそうです。

         

         

公園にたどり着くと、他にもたくさん植えられている中、一本だけ花を満開に咲かせている木が私の目の中に飛び込んできました。まるでそこだけスポットライトを浴びているようです。下に落ちているものでさえ、こんなに見事な咲きっぷりです

これはサザンカなのか?はたまたツバキなのか?

このような花を見るといつも疑問に思うのですが、皆さんはどちらかわかりますか?その違いを少し調べてみると、以下のようなことがわかりました。

1.サザンカはツバキ科
2.サザンカは一枚ずつ花びらを落とすのに対し、ツバキはまるごと花を落とす。
  (ツバキは花びらや雄しべの根元がくっついているため)
3.中国語ではツバキのことを「山茶花」といい、「椿(ツバキ)」は日本の国字で   ある。
4.サザンカは秋から初冬にかけて花を咲かせるのに対し、ツバキは初春に花を   咲かせる。

…ということは、これはツバキ?
中間種も存在するため例外はあるということでしたが、特に2の花の落ち方からすると、おそらくツバキと思われます

結局仙人草には出会えませんでしたが、冬のお散歩の楽しみをまたひとつ覚えることができたkero-keroなのでした