うっすら雪化粧した雲仙普賢岳(白木峰より)
雪や雨が降った日の翌日は、大気中の塵が流されて、空気が澄み渡るそうです。今日はまさにそんな一日でした。あまりにも空がきれいだったので、五家原まで湧き水を汲みに行った帰りに白木峰高原に立ち寄ってみると、そこには予想以上に美しい景色が広がっていました
こちらは五家原岳。ここから見ると雪が積もっているようには見えませんが、実際に車で走ってみると、まだ雪がちらほらと残っていました。五家原の山頂から見る景色もきれいなのですが、テレビ塔がたくさん立っていて景観を損なってしまっているところが玉に瑕。去年の秋、雲仙方面の写真を撮ろうと思ったら、鉄塔や電線が邪魔でうまく撮れませんでした
この写真を撮った時、たしかまだ夕方5時くらいだったのですが、真っ青な空に真っ白な月がすでにぽつんと浮かんでいました。写真で見ると一番星みたいです。三味線のバチのようなモニュメントは、近くで見るよりこうしてちょっと離れて見た方がステキ
これは桜の木です。今は葉を落とし、枝だけになってしまっていますが、あと2ヶ月もすると美しい開花の時期を迎えます。今まさにその準備をしているところなのでしょう。あぁ、桜の季節が待ち遠しい! ここにも月が出てるのわかります??
これはヤシャブシ。開く前の松ぼっくりと似たような形をした実をたくさんつけています。この実にはタンニンが多く含まれ染料になるそうです。確か黒っぽい色に染まるんじゃなかったかな?草木染めにも挑戦してみたいなぁ
白木峰は国立諫早少年自然の家の近くにあって、春は一面黄色い菜の花畑に、秋は色とりどりのコスモス畑に変身します。冬の白木峰は、訪れる人も少なく寂しい感じもしますが、だれもいない静かな高原も私は好きです。ここから見える美しい風景を独り占めできるので(笑)
桜の季節になったらまた来てみようかな。その頃はきっと多くの人で賑わってるだろな。春の景色を想像してすでにワクワクしているkero-keroなのでした