諫早市の花ツクシシャクナゲ 裏見の滝しゃくなげ公園にて
今日はツツジの仲間、シャクナゲ(石楠花)を紹介します。
ここは大村市にある裏見の滝しゃくなげ公園。以前秋の様子も紹介しましたが、今回は春の様子を撮影してきました。実はこの公園には世界各地のシャクナゲが植樹されていて、その数はなんと45種5000本。ちょうど今しゃくなげ祭りが行われていて、普段駐車場になっている場所にちょっとした露店やシャクナゲの販売コーナーが設けられ、週末はたくさんの人で賑わっているようです。今までこの時期に行ったことがなかったので、先日実家に帰った時に初めて行ってきました。
入場料100円(普段は無料)を払い遊歩道に入ると、たくさんのシャクナゲたちが出迎えてくれます。ツツジの仲間だけあって、一つ一つの花を見るとツツジの花によく似ていますが、一箇所に花がいくつもついているという点が明らかに違います。遠くから見ると一つの大きな花が咲いているようにも見えます。
またこの遊歩道は裏見の滝まで続いていて、滝の近くでは白いドウダンツツジが満開となっていました。秋に紅葉していたのはこのドウダンツツジだったのですね!同じ場所でも季節が違うと風景もまったく違って見えます。
「裏見の滝」とは、滝の裏側からも見ることができることから付けられた名前です。落差30mの滝は、秋に比べると水量は増えていましたが、まだ少し迫力に欠けるかな~という感じ。滝の裏側にはお地蔵さんが並んでいました。
その他にもエビネやタチツボスミレが咲いていましたよ。春はどこに行っても花があふれていてうれしくなっちゃいます
この公園の近くにはキャンプ場を備えた野岳湖もあり、家族やお友達と自然を楽しむにはもってこいのエリアです。裏から見ることのできる滝も珍しいと思うので、ぜひ一度訪れてみてください
余談ですが、石楠花という名前は中国原産のバラ科のオオカナメモチの漢名で、間違って付けてしまった名前なんだそうです。確かに日本語で読むと「シャク・ナン・ゲ」→「シャクナゲ」…。ホントかな~