倭寇像 富江町勘次が城にて
先週の日曜日に師匠naoとエンビ採りに行ってきました。エンビとは小さな小さなエビのことで、正式な名前はわかりません。エンビとは全く関係の無さそうな写真で始まった今日のブログ。この2人の正体は…?
ここは富江町にある勘次が城。 サイクリングロードの途中にあるこのなんとも気になる像は、倭寇と呼ばれる日本の海賊が見張りをしている様子なのだそうです。13世紀頃から、東シナ海に面するここ五島列島は中国や朝鮮に度々襲われることがあり、彼らの侵入を防ぐため、勘次という大工が石の砦を築いたのだとか。その砦の跡がこの倭寇像の近くにあるのですが、彼らのインパクトがあまりにも強くてその写真を撮るのを忘れてしまいました
臨戦態勢の師匠nao↑
なにはともあれ、この日の最大の目的はエンビ採り!naoの話によると、エンビがいる場所は他にもあるらしいのですが、中でもここはたくさんの潮溜まりができていて、一番エンビが採りやすいのだそうです
辺り一面岩だらけのこの場所で、さっそくエンビ採りスタート!準備するのはザルとバケツと一枚のタオル。バケツにタオルをかぶせるのは採ったエンビが飛び出して逃げないようにするため。コレ、かなり重要なんです。油断してたらエンビが飛び出して逃げちゃいますから!
エンビの採り方にはコツがあります。エンビは後ろ向きに逃げる習性があるので、エンビを見つけたらその背中側にザルをセットし、手でザルの方へ誘導します。エンビがザルに入ったらザルをそっと水から揚げ、手で捕まえて水を少し張ったバケツに放し、すかさずタオルをかぶせて蓋をします。コツが掴めればかなりハマりますよぉ~
エンビを探す時のポイントは、大きな石の下や岩陰。特に大きなエンビは石の下に隠れていることが多いようです。最初は小さいエンビしか見つけられなかった私も、naoのアドバイスを受け、徐々に大きなエンビを見つけられるようになりました
はい!こちらがエンビですだいたい3~4cmくらいかな?小さいけどちゃんとエビの形をしてるでしょう?ちなみにコレは師匠が採ったやつです。大きいやつはジャンプ力があるので、ザルで掬った後にちゃんと手で捕まえないと逃げられてしまうことがあります。けっこう活きがいいんだよなぁ~
で、コチラがこの日の収穫分。naoによると時期が少し早かったみたいで、いつもよりちょっと小振りで、数も少なかったみたいです。もう少し温かくなってくると、もっとたくさん採れるそうなので、また来月挑戦しようということになりました
不完全燃焼気味の師匠をよそに、初めてのエンビ採りに大満足の弟子kero-keroまだまだ修行が足りませんな~(笑)
この日採ったエンビたちは、家に帰ってピーマン・ニンジン・新タマネギと一緒にかき揚げにしていただきました。 上の方に小さなエンビがいるのが分かりますか?岩塩を少しふって食べるととっても美味しかったですよ
ハマグリに続き、またまた自然の恵みに感謝!
今度はもっと大きなエンビが採れるといいなぁ~