日本人が昔から愛してやまない桜。今年も島の桜はとってもきれいでした
桜の時期になると、普段は緑一色だった森の木々が所どころ淡いピンク色に染まります。その時初めて「こんなところにも桜の木があったんだ」って気づいたりします。でも2~3週間もたてば桜の木は新緑に包まれ、再び他の木々と見分けが付かなくなってしまいます。来年の同じ時期にまた満開の花を咲かせるため、その準備に入るのです。
人の一生はそんなに長くはない。満開の桜の木のように、人が美しく咲き誇ることのできる時間もそんなに長くはないだろう。だけど人はその一瞬のために日々コツコツと努力を重ねているのだと思う。毎日を大切に生きていれば、いつか素晴らしい瞬間が訪れる。たとえそれが短い時間であったとしても、その瞬間はその人の心の中で輝き続け、また再び日常を生きる力を与えてくれる。だからこそ毎日を大切に生きていこう。いつかまた私にとって素晴らしい瞬間が訪れることを信じて。
島を離れる前に最後に見に行った桜の花を眺めながら、そんなことを思ったkero-keroなのでした。
報告が遅れましたが、私ことkero-keroは、この度大好きだった福江島を離れ、4月1日より長崎県佐世保市に移住いたしました。自然豊かな福江島で出逢ったたくさんの人たちと過ごした3年間は、私にとってとてもとても大切な宝物となりました。親しくしてくださった皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。島のあの美しい海がしばらく見られないと思うと寂しくてなりませんが、新天地でもまた豊かな自然を追い求め、ポジティブ&アクティブに毎日を過ごしていきたいと思っていますので、今後ともkero-keroのネイチャーブログをどうぞよろしくお願いいたします