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自然の中で見つけたステキなモノ

黄島探険記 その3

2007年04月30日 | 五島のお話

                 いざ、熔岩洞穴へ!

遊歩道の途中から海側へ出る道へ入ると、緑のトンネルが現れます。この先に今回のメインである熔岩洞穴があるのだとか。一体どんな洞窟なんだろう 一歩一歩進むたびに自然と胸が高鳴ります

        

緑のトンネルの中は何とも言えない神聖な雰囲気が漂っています。何かを祀ってあるのかしら?

        

トンネルを抜けると、目の前に広大な海が現れました!

                 

この辺りに案内板があり、ここから洞穴の方へ下っていきます。黄島の熔岩洞穴は県の天然記念物に指定されており、案内板には以下のような説明が書かれてありました。

黄島は面積1.47㎢の火山島で、火山砕屑岩(さいせつがん)と熔岩から構成されている。島の東部には、標高91mの噴石丘が形成され、径400mの円弧状火口があり、火口底やその周囲には火山弾が散在している。

この島の東部から南部にかけての海岸は、玄武岩の溶岩流が高さ20~30mの崖を形成し、厚さ1~2mの溶岩流が10数枚重なって露出する。崖面には、多数の熔岩洞が見られるが、指定の熔岩トンネルは海面2mの高さのところに開口し、北に向かってほとんど一直線に延びている。これは、火山活動によって噴出した柔らかい玄武岩溶岩が波打ちながら流れ出る際、溶岩の表面と下部が固結して、内部の固結していない溶岩が流出して空洞を形成したものである

奥行きは132m、トンネルの高さは1~7.2m、幅員は2~5.75m。底は前半50mまでがほとんど水平で、その先は次第に高くなり、入口より90~100mの間は40度の傾斜になっている。

模式的溶岩トンネルで、内部の壁面には流痕、鍾乳石が見られる。

ふむふむ、なるほど。つまり溶岩が通ったあとにトンネルが形成されたというわけか。40度の傾斜って書いてあるけど、40度っていったらけっこう急な上り坂ですよね その先は一体どうなっているんだろう?    

           

熔岩洞穴へと続く道は、ご覧の通りとても急になっているので、ロープを伝いながら慎重に下っていきます。これがまためっちゃ楽しい!身の軽い子どもたちは先頭を切ってどんどん下っていきます。 

                   

熔岩海岸が見えてきました。洞穴はもう目の前!

       

来ました!これが熔岩洞穴への入り口です 

いよいよここから洞穴探検が始まります!

『黄島探険記その4』へ続く


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