多久聖廟と楷の木
今日は佐賀県のステキスポットを紹介します
佐賀県多久市出身の母の友人とパッチワークの展示会に行った際に、多久市の名所多久聖廟の話を聞き、すぐにでも行きたくなったB型の私は、早速その翌日に母と一緒に多久聖廟へドライブに行くことにしました。父にそのことを告げると、「多久聖廟に楷書の語源となった楷の木という珍しい木があるから、それを見ておいで。」と言われ、多久への関心はますます高まります まだ見ぬ楷の木との出逢いに胸を弾ませながら、お隣佐賀県の多久市へと車を走らせました
諫早から下道を通って車を走らせること約1時間半、目的地多久聖廟のある公園に辿り着きました。まずは駐車場の側にある東屋で母と二人で買ってきたお弁当を食べ腹ごしらえ。心地よい秋風を感じながら食べると、コンビニ弁当もいつもより美味しく感じます お腹を満たしてから「さて楷の木はどこにあるのかしら?」と多久聖廟の方へ歩いていくと、門をくぐってすぐ横に一本の美しい木が立っていました。
こちらが楷の木です 解説によると、この木の原木は孔子の弟子、子貢が植えた老樹なのだそうです。大正4年(1915年)、当時の農商務省林業試験場の初代場長白沢保美博士がその種を取って育苗した幼木二本のうち一本が現在の鹿児島大学へ、もう一本がここ多久聖廟へ寄贈されたのだとか。中国では科挙(王政時代の官吏登用試験)に合格した人だけがこの木で作られた笏(しゃく)を与えられたといいます。ここ多久聖廟にある楷の木は、二千数百年もの命脈を伝承した由緒ある樹木という訳です この端正な姿を見ていると、楷の木が楷書の語源になったのも頷けます
多久聖廟は中国らしい真っ赤な建物で、至る所に象や竜などたくさんの聖獣の装飾がなされています。そんなに大きな建物ではありませんが、ここでは年に一度孔子をはじめとする儒学の先哲を先師として祀る祭典が行われるようです。詳しくは多久市のホームページをご覧ください
楷の木の他にも多久聖廟の周辺ではたくさんの美しい木々を見ることができます。小さな池は水鏡となり、木々の緑と太陽の光を映し出し、穏やかな空間を生み出しています。ここもまた私のお気に入りの場所となりました
皆さんも二千年の歴史をもつ楷の木に逢いに行ってみませんか?
多久にこんな場所があるとは全く知らなかった。きれいな木だねえ・・・。やるな、佐賀。
kero-keroちゃんってB型だったの!?知り合って20年余り、初めて知るこの事実。ちょっとびっくり
コメントありがとう!
佐賀って結構ステキな場所がたくさんあるよ
他にもいろいろと紹介したい場所があるから、
写真撮ってきたらまたブログにアップするね!
そうそう、私B型だったのよ
21歳の時に献血に行って初めて分かったこの事実。
それまでみんなが「O型やろー!」って言うもんだから、
私も調べてないくせに血液型を聞かれると「O型」と答えていました。
ははは…