長女に対して父がとうとう、
「Mちゃんとは付き合わないほうがいいんじゃないか?」
って言いだしてしまいました。
Mちゃん、学校も部活も休みがちで、勉強にもついて行けなくなり、2学期からはとうとう特別学級に通うことを決めたようです。
父から見れば、落ちこぼれてしまうような子よりも、普通に学校に来れて成績の良い子と付き合ってもらいたいという気持ちがあることも解ります。
確かに、勉強やスポーツでハイレベルな競争が出来て、切磋琢磨できる友人がいることは、とても好ましいことに違いはありません。
ただ、うちの学校の長女の同級生、成績が良いから人間的にも良いかと言ったら、「?」でしかありません。
秀才君とその親友の男の子は例外ですが。
前にもアップしたことのある、もとギャル軍団の女の子達はバラバラになってしまいましたけど、残っているのはもと「つねり魔」THちゃんで、学級委員をしています。
お勉強も出来るようですけど、長女をいじめていた子ではねえ・・・
他の中学に行ってしまった暴れん坊のOS君は、親や大人の前では挨拶の良く出来る品行方正な男の子。
でも学校では、女の子のメガネは壊すは、言いがかりをつけて女の子に土下座させるは、やりたい放題でした。
この子と一緒になって騒いでいたY君は、はしっこいけれど、ただのお調子者です。
同じ弓道部に入ったIYちゃんも頭のいい子です。
でも、これが癖もの(笑)
例えば調理実習では、長女に対して、「〇〇〇〇ちゃん、雑用係ね!」って言いつけて、自分は華のある作業を独り占め。
部活でも、矢をダッシュで取りに行くのはいつも長女で、要領のいいIYちゃんはいつも座ってボードに点数の記入だそうです。
まあ、頭が良いんでしょうねえ。
そして、長女に「水筒取って来て」とか、「バッグ取って」とかやたら命令するそう。
そしてそして、先輩に取り入るのもうまいとのこと。
長女はそれらを冷めた目で見ているらしいです。
頭がいい、イコール、人間的にも優れているのでしょうか?
父にも簡単に説明して反論しました。
すると、「根性悪くても何でもいいから、頭のいいのと付き合えばいいんだよ」という無茶苦茶な言い分。
呆れてものも言えません。
長女がMちゃんと付き合うようになって、長女は友達のために一生懸命何かをしてあげることを覚えました。
部活では、鍵当番は5人の1年生で代わる代わるするそうですが、仲良しのMちゃんとAちゃんがいつも休みのため、長女は2人の分も鍵当番をしています。
環境委員の仕事も、2人の分まで頑張り、他のメンバーの倍働いています。
Mちゃんには、夜、次の日準備するものをラインで伝え、テスト範囲なども小まめに連絡しているようです。
そういうことは、嫌な顔ひとつせず、MちゃんやAちゃんのためにって頑張っています。
IYちゃんに命令されたら怒りますけどね。
そういう、友達のために、無私の精神ていうんですかねえ、すすんで人のために動ける子になってくれたのも、Mちゃんが優しくて思いやりのある子だったからではないでしょうか。
ギャル軍団などは、一人グループを離れると、その子の悪口を言っているのが聞こえてくるそうで、長女はとても嫌だと言っていました。
長女たち3人の中には、そういうことは一切ありません。
気持ちが休まるそうです。
いろいろな形の付き合いがあっていいのではないでしょうか。
ただ長女、成績も上位に食い込んできています。
このまま下がらずに伸びて行ってほしいんです。
そのためには、Mちゃんの悪いところまで真似していたのでは困ります。
成績を下げずにうまく付き合っていく方法・・・難しいです。
まずは長女が流されてしまわないよう、しっかりサポートしていこうと考えています。