今日も私は休みでした。
午後になって次女が、
「あーちゃん大きくなったらイラストレーターになるから、お絵描きいっぱいするんだー」
と言って、A4のコピー用紙にクレヨンでお絵描きを始めました。
まず上の方に太陽と雲と飛んでいる鳥を描きました。
あとはお花とかお姫様とか、女の子の定番を描くのかなあと思って見ていると、黄土色のクレヨンでうねうねと丘を2つ描いて染め始めました。
「それは何!?」と訊くと、
「さばくー」と言うのです。
「え?砂漠描いてるの?それ砂丘?」
「さきゅうって何?」
「砂漠にある、砂で出来た丘だよ」
「ああ、それそれ」
と言いつつ次女は、左側の砂丘のてっぺんに、ごにょごにょと何か描きだしました。
また「それ何?」と訊くと、
「へーベルハウス!」
と言うので、隣りで宿題をやっていた長女は思わず吹き出していました。
「コマーシャルかよ!」
と長女が突っ込みを入れると、
「そうそう」
と言って笑っています。
しかもまだ付け足しているので、その形にもしかしてと思い
「それって、太陽光発電のソーラーパネル?」
と訊くと、
「そうだよ」
と言うので、長女はもう爆笑していました。
私も大笑いです。
次女はまた、
「こっちでお姉ちゃんが死んでるの」
と言いつつ、右側の砂丘のてっぺんに、横たわった女の子を描いてけたけた笑っています。
長女も何でだよーと言いつつ笑いが止まらなくなっていました。
どこへ向かっているのかさっぱり解らない次女の絵は、砂丘の向こうに海を入れて、真ん中に海坊主が出てきて、飛んでいた鳥に網をかぶせて終わりました。
長女、面白すぎたのか、宿題の手を止めて笑いまくっていました。
二枚目の次女の絵は、夜のサファリパークをシマウマ模様のバスがライトを点けて走っているところでした。
周りにライオンとかキリンとかゾウなどを描いて、これは普通かなあと思いました。
でもどれも、私が小さいころは描いたことのないテーマばかりでびっくりしました。
テレビで観たことを描いたらしいのですが、次女、意外に観察してるんだなあと思いました。
どれも長女の時と違い、独特のタッチです。
これも、成長と共に変に上手さを身に付けて、平凡になっちゃうのかなあなんて、ちょっと思いました。
下手でいいから、独特のタッチのまま成長してくれないかなあなんて、思っているところです。
それにしても、幼稚園児の感性って、面白いですね。
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