最近 チラっと目にした文章に
「8月13日から 旧暦のお盆」
とあった。
違う!
8月13日からは ‘月遅れ’のお盆だ!
名前を見ると、
書いたのはどうやらお坊さんらしい。
お坊さんが間違えちゃ、ダメじゃないか!
お盆は7月13日から。
旧暦のお盆は
・・・ええと。
(日めくりをめくってみる。)
8月17日が 旧暦の7月13日、
この日からお盆だ。
千葉望さんの『陰暦の発想』にあるように、
日本は
太陰暦(=旧暦)から 太陽暦に変わる時に
むりやり そのままの日付で もってきたり
旧暦のまま使ったり
あるいは
‘月遅れ’というヘンテコなもので
ツジツマを合わせようとしてしまったので
おもいきり、ヤヤコシイ。
つい先日書いた『八朔』だが、
これも後からアレっと思って
日めくりをめくったら、
9月4日のところに「旧八朔」とある。
これも 旧暦で考えるべきなのだろう。
9月4日と 8月1日では
だいぶ気候に差がある。
ああ、本当に、ヤヤコシヤ。
しかも、お坊さんまで、間違える。怒!
このお坊さんが書きたかったのは、
七夕(たなばた)は お盆行事だ、
ということらしい。
サトイモの葉っぱに乗った露を集めて墨を摺り、
短冊に願い事を書いて
笹に吊るす、
その短冊をはずして
盆棚(ぼんだな)にする、
現代っ子にも 願い事を書いて欲しいものだ、
そう言っているらしかった。
あら、短冊をはずさないと、
盆棚にならない?
8月13日は 月遅れのお盆だけど、
たなばた(棚幡)が お盆行事、というのは
本当らしい。
8月1日に刈り取ってきた萱を
一週間くらい干してから
簡単なムシロのようなものを作り、
組み立てた盆棚(精霊棚)の上に敷く。
萱で 縄をなう。
盆棚の四隅に 竹を立ててくくりつける。
その竹に 縄を回して、
結界を張る。
結界の中は、清浄、ということらしい。
この縄には
紙で作ったピラピラを挟み込んでぶら下げる。
当地のピラピラは 人型だという。
本当かな?
このピラピラの色は、決まっているとか。
青・黄・赤・白・黒。
(しょう・こう・せき・びゃく・こく)
(青=緑、黒の変わりに紫)
これは、陰陽五行からきているとか。
は~~。
何色ものピラピラをくっつけた縄を渡した盆棚は
けっこう綺麗なんじゃないか?
そして、この 紙のピラピラに 願い事を書いて
ご先祖様に 叶えてもらう、
というか、
決意を ご先祖様に誓う、というか。
これが、7日の夕方の、棚幡(たなばた)。
この、盆棚を作る、というのは 大切なことらしい。
この清らかな盆棚の中に
仏壇から出したご本尊やお位牌を置き、
ご先祖の霊においでいただき、
お盆のあいだ、おもてなしをするからだ。
当地では 古い農家が多く、
盆棚も大きい。
組み立てるのも大変そうだ。
そして、
昔ながらの田の字型の広い座敷を
開け放して使える家はいいが、
今風の家では
盆棚のありようも これから変わっていくだろう。
今日は、新暦・旧暦関係ナシに、立秋。
暑さに変化があるとは思えないが、
日の入りは確実に早くなっている。
我が家に盆棚は、まだ、ない。
「8月13日から 旧暦のお盆」
とあった。
違う!
8月13日からは ‘月遅れ’のお盆だ!
名前を見ると、
書いたのはどうやらお坊さんらしい。
お坊さんが間違えちゃ、ダメじゃないか!
お盆は7月13日から。
旧暦のお盆は
・・・ええと。
(日めくりをめくってみる。)
8月17日が 旧暦の7月13日、
この日からお盆だ。
千葉望さんの『陰暦の発想』にあるように、
日本は
太陰暦(=旧暦)から 太陽暦に変わる時に
むりやり そのままの日付で もってきたり
旧暦のまま使ったり
あるいは
‘月遅れ’というヘンテコなもので
ツジツマを合わせようとしてしまったので
おもいきり、ヤヤコシイ。
つい先日書いた『八朔』だが、
これも後からアレっと思って
日めくりをめくったら、
9月4日のところに「旧八朔」とある。
これも 旧暦で考えるべきなのだろう。
9月4日と 8月1日では
だいぶ気候に差がある。
ああ、本当に、ヤヤコシヤ。
しかも、お坊さんまで、間違える。怒!
このお坊さんが書きたかったのは、
七夕(たなばた)は お盆行事だ、
ということらしい。
サトイモの葉っぱに乗った露を集めて墨を摺り、
短冊に願い事を書いて
笹に吊るす、
その短冊をはずして
盆棚(ぼんだな)にする、
現代っ子にも 願い事を書いて欲しいものだ、
そう言っているらしかった。
あら、短冊をはずさないと、
盆棚にならない?
8月13日は 月遅れのお盆だけど、
たなばた(棚幡)が お盆行事、というのは
本当らしい。
8月1日に刈り取ってきた萱を
一週間くらい干してから
簡単なムシロのようなものを作り、
組み立てた盆棚(精霊棚)の上に敷く。
萱で 縄をなう。
盆棚の四隅に 竹を立ててくくりつける。
その竹に 縄を回して、
結界を張る。
結界の中は、清浄、ということらしい。
この縄には
紙で作ったピラピラを挟み込んでぶら下げる。
当地のピラピラは 人型だという。
本当かな?
このピラピラの色は、決まっているとか。
青・黄・赤・白・黒。
(しょう・こう・せき・びゃく・こく)
(青=緑、黒の変わりに紫)
これは、陰陽五行からきているとか。
は~~。
何色ものピラピラをくっつけた縄を渡した盆棚は
けっこう綺麗なんじゃないか?
そして、この 紙のピラピラに 願い事を書いて
ご先祖様に 叶えてもらう、
というか、
決意を ご先祖様に誓う、というか。
これが、7日の夕方の、棚幡(たなばた)。
この、盆棚を作る、というのは 大切なことらしい。
この清らかな盆棚の中に
仏壇から出したご本尊やお位牌を置き、
ご先祖の霊においでいただき、
お盆のあいだ、おもてなしをするからだ。
当地では 古い農家が多く、
盆棚も大きい。
組み立てるのも大変そうだ。
そして、
昔ながらの田の字型の広い座敷を
開け放して使える家はいいが、
今風の家では
盆棚のありようも これから変わっていくだろう。
今日は、新暦・旧暦関係ナシに、立秋。
暑さに変化があるとは思えないが、
日の入りは確実に早くなっている。
我が家に盆棚は、まだ、ない。