お盆=盂蘭盆、
盂蘭盆とは、
サンスクリット(古代インドの言葉)で
ウッランバーナ(ullambana)を
中国で音を写した言葉だ、
みたいなことは習った。
かすかに記憶がある。
(今、辞典で調べたし。)
最近では、
別の説もあるらしい。
イラン語の ウルヴァン(urvan)が語源だ、
というのだ。
イランの ゾロアスター教を信じる民族に
ソグド族というのがあって、
死者の霊をウルヴァンと呼んで大切にしてきたとか。
私としては、
イランの方の言葉、というほうが
ぐろーばるな気分に浸れて、
ゾロアスター教やイスラム教の人とも
仲良くなれそうな気がして、
ロマンがあって いいかなあ。
せっかくの月遅れのお盆だから、
お盆の話を。
仏説盂蘭盆経というお経がある。
でも、これは、偽経。
つまり、お釈迦さまが お話した内容ではない。
だけど、大事なのは、
みんながそれを 仏さまの教えだ、と思って
信じてきた、ということ。
どんな国の どんな宗教も
地形や気候や歴史に左右されつつ、
民衆に浸透していったからこそ、
宗教として残っているわけで。
ここからここまでが だれそれの教えで、
そこから先は 土俗信仰だ、なんていう線引きは
誰にもできない。
これは、キリスト教でも 同じことが言える。
だから、
中国の儒教の教えを身にまとった仏教を
日本式に取り入れた仏教が
古代インドの仏教徒違ったからって、
なにも卑屈になることはない。
日本人にとっては、
日本の土俗信仰や 農耕儀礼とくっついた
日本の仏教が、ホンモノ。
だと、思う。
そのお経には
超能力者の目連(もくれん)という
お釈迦さまの弟子の話が出てくる。
目連さんは その超能力で
お母さんが餓鬼の世界に落ちているのを見て、
なんとか救いたいと思った。
お釈迦さまに相談すると、
「7月15日が 安居(あんご、お篭り勉強会)の最後の日で、
懺悔(さんげ、=ざんげ)のために
お坊さんが みんな集まってくるから、
その大勢のお坊さんに 供養しなさい。」
目連さんが 言葉のとおりにすると
お母さんも 餓鬼の苦しみから救われた。
この場合の、「供養」というのは、
具体的には、飲み物と食べ物。
だからって、飲み放題、食べ放題して、
酔っ払うお坊さんは、やっぱり、嫌い。
おとっつあんが のんべえだったから、
のんべえが 大嫌いになった?
いやいや、おっかさんも のんべえだったのだ!
「アタシは、オトナになっても、
絶対、お酒を飲むヒトにはならないぞ!」
そう固く心に誓った幼い日(笑)。
でも こう暑いと、
湯上りのビールを 誰が責められようか?(笑)
盂蘭盆とは、
サンスクリット(古代インドの言葉)で
ウッランバーナ(ullambana)を
中国で音を写した言葉だ、
みたいなことは習った。
かすかに記憶がある。
(今、辞典で調べたし。)
最近では、
別の説もあるらしい。
イラン語の ウルヴァン(urvan)が語源だ、
というのだ。
イランの ゾロアスター教を信じる民族に
ソグド族というのがあって、
死者の霊をウルヴァンと呼んで大切にしてきたとか。
私としては、
イランの方の言葉、というほうが
ぐろーばるな気分に浸れて、
ゾロアスター教やイスラム教の人とも
仲良くなれそうな気がして、
ロマンがあって いいかなあ。
せっかくの月遅れのお盆だから、
お盆の話を。
仏説盂蘭盆経というお経がある。
でも、これは、偽経。
つまり、お釈迦さまが お話した内容ではない。
だけど、大事なのは、
みんながそれを 仏さまの教えだ、と思って
信じてきた、ということ。
どんな国の どんな宗教も
地形や気候や歴史に左右されつつ、
民衆に浸透していったからこそ、
宗教として残っているわけで。
ここからここまでが だれそれの教えで、
そこから先は 土俗信仰だ、なんていう線引きは
誰にもできない。
これは、キリスト教でも 同じことが言える。
だから、
中国の儒教の教えを身にまとった仏教を
日本式に取り入れた仏教が
古代インドの仏教徒違ったからって、
なにも卑屈になることはない。
日本人にとっては、
日本の土俗信仰や 農耕儀礼とくっついた
日本の仏教が、ホンモノ。
だと、思う。
そのお経には
超能力者の目連(もくれん)という
お釈迦さまの弟子の話が出てくる。
目連さんは その超能力で
お母さんが餓鬼の世界に落ちているのを見て、
なんとか救いたいと思った。
お釈迦さまに相談すると、
「7月15日が 安居(あんご、お篭り勉強会)の最後の日で、
懺悔(さんげ、=ざんげ)のために
お坊さんが みんな集まってくるから、
その大勢のお坊さんに 供養しなさい。」
目連さんが 言葉のとおりにすると
お母さんも 餓鬼の苦しみから救われた。
この場合の、「供養」というのは、
具体的には、飲み物と食べ物。
だからって、飲み放題、食べ放題して、
酔っ払うお坊さんは、やっぱり、嫌い。
おとっつあんが のんべえだったから、
のんべえが 大嫌いになった?
いやいや、おっかさんも のんべえだったのだ!
「アタシは、オトナになっても、
絶対、お酒を飲むヒトにはならないぞ!」
そう固く心に誓った幼い日(笑)。
でも こう暑いと、
湯上りのビールを 誰が責められようか?(笑)