被災地を祈りをささげながら歩く僧侶の姿

　先日の室蘭民報に

　粉雪が舞う被災地を、祈りをささげながら

　歩く僧侶の姿が掲載されていた。


　この写真を見て

　私は胸が詰まった。

　雪の降りしきる中、素足にわらぞうり・・・。

　崇高な敬虔な姿に胸が一杯になった。


　この写真はすばらしい・・・・・。

　語らずとも見る人の心をわしづかみして

　感動させる・・・・・。




　私も一緒にお祈りした。


　昭南さんはこの写真を見て

　水墨画の世界みたいだね・・・・

　と感心していた。




　漂流していて助かったワンちゃんも

　飼い主が分かりホットした・・・。



　原発のことだが

　当時科学者達が反対し、

　トイレのない建造物と言われて

　いたらしい。

　

　それが現実になってしまった。

　汚物をどうするのか・・・・。

　コンクリートに閉じ込めて海の底に

　沈めるって言っていたとか・・・・・・。

　ああやだやだ・・・・・私は文化的な

　生活なんて望まない。

　ささやかにつつましく生活していけたら

　それでいい。

　人間は地球に傷を付け過ぎた・・・・。

　今、人間は自分達が作り上げた物に

　よって破壊されようとしている。


　これこそ天罰だ・・・・。




　人間は母なる大地を汚しすぎた

　私達はどこに還ればいいのか・・・。


　昭南さんは

:原発は無いにこしたことはないが、今

　それに代わる物がない・・・・・・。

　今原発がなければ日本の

　経済は成り立たないという・・・・。


　今や世界の人口もなにもかもが

　膨れ上がってしまった・・・・・。


　人類の行き先は誰にも分からない

　・・・・・・・・・・・・・。

　イギリスの天才学者ホーキンスは

　「人類が生き残るためには宇宙に出て

　行く以外には無い」

　と言っている・・・・・・・。



　とあくまでも冷静に語った。




　男はいつもそうだ・・・。

　戦闘的だし戦争をする。


　女は私は、小さいと言われようがどう
　でも良い、まず最初に命ありだ・・・。

　植物でも動物でも、この世にあるすべ

　ての命をいとおしみたい・・・・。


　原発のことを書いているとだんだん腹が

　立ち、エスカレートしてきた・・・・。


　－女は子宮でものを考え

　　男は頭でものを考えるー


　ということか・・・・・・。


　何と言われようと最初に

　命ありき・・・・・・だ。

救出された犬の表情が人間のようだった

　今朝昭南さんが新聞を見て叫んだ

　「すごいこの写真・・・・見て見て」


　ええーと思い見ると昨日気仙沼沖で

　３週間振りで救出された犬だった。


　過激な体験をして救出された彼女の

　気持がリアルに伝わってくる写真だ

　った。

　動物写真家の岩合さんもびっくりの

　傑作だ・・・・・。

　２人で感動して見入った。

　新聞は室蘭民報だった。




　どんなに恐ろしかったろう・・・・助けられて

　本当に良かった。

　犬は飲まず食わずでも３週間は生きている

　とのこと・・・・。



　Ｈ新聞





　Ｍ新聞



　今日のララ

　「どれ位重くなったカナ・・・ヨイショ」

伊達青年商工会議所

　昨日イオンに行ってきた。
　（ポスフールがイオンに変わった）

　昭南さんが募金をしている筈だから僕

　の分もしてきてとお札を出した。

　店内に入るといたいた、伊達の青年会議所
　の若者達が大きい声をはりあげて今回の地
　震災害の義援金を募集していた。

　私と昭南さんの分の募金をしてから

　ブログ用の写真を撮らせていただいた。

　すぐに一列に並んでくださり

　カメラマンになったような気分になった。

　さわやかな青年達だ・・・・・・。

　伊達青年商工会議所のイケメンさん達



　店内を歩いていても

　彼女はもう、このような日常生活とは無縁の
　世界に行ったのだ・・・・・とＦちゃんのことを思
　うと上の空だった。

　せめた遺体だけでも発見されないものか・・・。

　電話のたびに
　「2人で気仙沼に遊びにおいでよ・・・」
　　
　と言っていたのに・・・・。

　約束を果たせなかったのが残念だった。

　せめてＦちゃんの魂が安らかでありますように

　祈るのみである。




　今日のララ

　「ボキはどかないんだもんねー」

地獄絵図

　津波の被害がますます拡がっていく、

　気仙沼の情報がやっと昨日ニュースで流
　れるようになった。

　そのたびに私はテレビに釘付けになってい
　る。

　人が、車が、家が流される様子はまるで地獄
　だ・・・・。

　何十年も育んだ家や畑が一瞬のうちに消えて
　いく。

　そして一番大切な命までも・・・・。

　限りある命とはいえ、誰しもこのような死は予
　想していなかったろう、くやしい・・・・。

　Ｆちゃんが心配だ・・・・。



　東京の息子に電話したら

　電話しても通じなかったという。

　地震の時は嫁さんが冷蔵庫が倒れてくるので
　おさえていてはさまり、少しケガをしたようだ。

　あちらもけっこう揺れて大変だったようである。


　原発のこともあるし、地震も７０％確率でまた
　来るという・・・・・心配だ・・・。