伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

メアカンキンバイ

2019-07-13 20:21:50 | 山野草
 メアカンキンバイがやっと咲いた

 濃い黄色・・・

 


 ブドウの粒もいつの間にか大きくなった。

 

 今日の庭

 


 
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早速カニ、ゲット

2019-07-13 19:53:23 | グルメ
 昨日早速ウロコさんから電話が来て

 カニが小さいけれど入ったというので

 買いに行った。

 噴火湾さんの朝湯でカニ

 美味しくいただきました。

 久しぶりに日本酒でしょう・・・。

 
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ジャコシカ122

2019-07-13 19:51:36 | ジャコシカ・・・小説
「あや、か」

 女は結んだ口元を微かに上げて頷いた。

 それからゆっくりと微笑んで言った。

 「なんだ、元気じゃない」

 「わしは元気だよ。変わらないさ。しかしおまえはびっくりだ。すっかり大人になってそうか、

あやだな」

 鉄五郎は確かめるように見つめた。その顔が泣き笑いのように歪んだ。

 「それで、どうした。何かあったか」

 「何かあったのは鉄さんの方でしょう。倒れたと聞いたから、死ぬ前に一度くらい、顔を出して

おこうと思ったんじゃない。やっぱりずっとご無沙汰のままで逝かれりゃ、寝覚めが悪いからね」

 高志は思わず交互に二人の顔を見た。

 鉄さんの顔に初めて笑いが拡がった。

 「そいつは嬉しい。しかし、せっかくだがお迎えはまだだ。そうか、あやが来てくれるというの

で慌てて退散したか。そうか、来てくれたか、もう大丈夫だ」

 「何が大丈夫よ。でも安心した」

 彼女は少こしぎこちなく笑った。

 それからゆっくりと見開いていた鳶色の瞳を細めた。

 高志の中で一気に緊張が解けて、訳もなく嬉しさがこみ上げてきた。

 鉄さんの最初の一言で、カレンダーの娘だと気付いた。

 その娘が10年振りに帰って来て今、鉄さんの前に立っている。入江がぐるりと一回転して、別

の世界が顔を現した気がした。 
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