先日の道新の記事より
抜粋
瀬戸内寂聴さんの波乱に富んだ99年の人生に幕が下りた。
作家としての本質は「無頼」かって
俳人の黒田杏子さんにそう言われた瀬戸内さんは「私の神髄」と認めた。
「精神が自由だったと評するのは、作家の井上荒野さん、瀬戸内さんは出家前の七年
間、井上さんの父で作家の光晴さんと不倫関係にあったが、いつも楽しそうに光晴さんの
話をしていたといい、「聞いていると豊かな気持ちになり、解放されていく気がした」
精神の自由さは、作品にも表れた。
井上さんには忘れられない記憶がある。
「父は歴代の恋人の中でどれくらいの位置にいるのですか」と尋ねると瀬戸内さんは
あっさりと
「みんな大したことなかったわね」
さすがぁー寂聴さん・・・
稀有の人です