伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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山田礼二先生のこと

2010-12-12 23:33:03 | 山田禮ニ先生
 我が家のリビングに山田先生の「母と子」と
 いうレリーフがかざられている。




 このレリーフは私が札幌のS中学校に勤務し
 ていた時の同僚で今は鬼籍になられた美術

 の山田先生から譲りうけたものである。

 もう20年にもなる・・・・・・・。

 山田先生は私の大先輩であったが、同じ学年
 を担当するチャンスがあり二年間机が隣同士
 だった。

 それはそれは温厚で何よりも純で万年青年とい
 う感じのかただった。

 飲むほどに酔うほどに饒舌になりいつも含蓄のあ
 るお話しを聞くことができた・・・・。

 先生は道南の瀬棚の出身で、生家は旅館だった
 らしい。

 俳優の山田吾一さんがいとこでどういう訳かその
 旅館で兄弟同様に育ったということだった。

 山田せんせいも元は演劇青年で吾一氏もその影響
 を受けて演劇を志し俳優になったらしい・・・・。

 先生の口癖は「女性は神秘で永遠のテーマだー」で
 あった。

 間もなく私は転勤し、先生は退職されほどなく、

 お亡くなりになられた・・・・。

 これから自由に製作ができるというのに・・・・・・・。

 あまりにも早いお別れだった。

 今も天国で

 女性は神秘だ

 永遠のテーマ

 だといいながらお酒を

 かたてに

 絵筆を握られておられるのでしょうか・・・・。

 彫塑、油絵、そして晩年は陶器も製作し、医大

 とか文化センターなどの講師も勤めておられたのに

 本当に惜しい人だった。

 山田先生のレリーフを見るたびに先生のことがしみじ
 みと偲ばれるこの頃である。

 山田先生は顔も声も吾一氏にそっくりでした・・・・。




 ところで昨日から猛吹雪で、今日はここ道南の地も一面

 雪景色である。

 ララもびっくりでいつもとは様子の違う外の景色にみとれて

 いる・・・・・。


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