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直木賞「ホテルローヤル」

2013-09-07 01:13:25 | 文学・読書


 昔は芥川賞とか直木賞は

 発表されると貪るように読んでいたが

 だんだん縁遠くなり

 近年は全く手に取ることもしなくなった・・・。



 質も変わり

 年々奇をてらった書き方が多くて

 時代の流れについていけなくなったのか・・・



 でも

 文学とは底を流れてるのは同じだと

 思うのだが・・・・

 感動しない本などは読む気がしない

 特に

 昨年の芥川賞はなんだこれ・・・・だ

 ひらがなばかり

 本屋で手にしてサヨウナラしたのは

 私ばかりではないようだった・・・・。

 ふっふふふふふふ

 肩がこり

 無理して読む本なんて・・・・・。

 今の私には無理無理・・・・。




 でも今回の直木賞は

 興味があった

 札幌に行ったとき

 時々本屋で手に取っていた

 彼女の小説

 なんか私好みの本みたい・・・


 その人が直木賞とったのだから

 読まなきゃー

 と先日イオンの本やに行ったら

 ありました

 さすが北海道


 売れているようです

 たったの一冊・・・・

 危なかった・・・・。



 オール読物に全編載っていると

 思いきゃ

 三篇しか載っていなかった・・・・

 こんど

 単行本を買わなきゃ・・・



 予想していた通り

 の本だった・・・・

 「星を見ていた」

 その次が

 「本日開店」が

 読ませた・・・・。



 北国に生きる女の

 たくましさ 力強さそしてしたたかさ

 切なさ悲しさを淡々と彼女流の


 あっけカランとした性格?と巧みな

 表現力でひきこまれた・・・・。


  どろどろしたテーマなのに

 そうなっていないのが彼女の

 良さだ・・・・


 人生の縮図を巧みに切り取って見せる

 卓越した描写力・・・・

 誰よりも多くの人を見つめて生きて

 そして誰よりも創造性があり

 誰よりも書き続けてきた結果が

 ここに凝縮したのだろう・・・・。



 そして才能もあるし

 



 昭南さんに

 今度の直木賞はなかなかいいよ

 ぜひ 読んでと言ったら

 「やだ」

 と言わず

 今回は素直に読んだ・・・・。



 感想は・・・・と言ったら

 飾り気がなく無駄のない文章が

 良い・・・・・

 といつになくほめていた。




 でも直木賞は厚みがなければいけない

 云々・・・・とかなんとか始まったので

 カット




 私の中では

 昭南さんの「北の家族」が

 芥川賞ものです・・・・。








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