中国では、人々が不自由に我慢できなくなったようで、特に若い層ではっきりとシーチンピン国家主席や共産党を批判する人が増えています。弾圧されるのではないかと言われていますが、かなり大きな波になっていると思います。中国政府はこの大波を無視できず、人々に譲歩する動きも見せています。
ロシアは大半の人が、ウクライナ戦争支持でしたが、戦死者が多い割には戦果がなく、戦争が長引くという情報がロシアの人々に届くようになったようで、最近の世論調査では戦争反対が大半、戦争継続賛成は20%台と、人々の思考が大きく変わってしまったようです。こうなると軍人はますます戦争意欲を失います。プーチン大統領を批判する軍人も増えます。ロシア領内から発射する長距離ミサイル担当の軍人は、戦死する確率が低いので命令に従うかもしれないが、前線の軍人は戦死の確率が高く、また劣悪な戦場生活にうんざりし、負けてもいから早く戦争が終わってほしいと思うでしょう。
親ロシア国も、ウクライナ戦争は迷惑と考える国が増え、プーチン大統領に、いい加減にせよと諫言する首脳も出ています。
確実にプーチン大統領は孤独を感じていると思います。戦争に勝つ自信を失いつつあります。するとますます判断が乱暴になり、これまで従順であった部下も、危険を感じ、彼についていく気がなくなります。戦争組織は崩壊します。彼に近い部下まで早く負けた方がいいと考えるようになります。
うわさではウクライナ軍は大量の射程150kmぐらいの安価な精密攻撃兵器(弾頭に自爆型ドローンを搭載したミサイル、標的に近づき、ドローンが切り離され、標的に誘導され的確に破壊)をアメリカから支給されるそうです。これが実現すると戦場のロシア軍人の戦死確率が跳ね上がります。物資の補給線も破壊されます。ロシア軍が戦場を維持することは非常に困難になります。
ロシア内での戦争反対の声は大波になるでしょう。