この戦争を見て、防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいる岸田文雄総理は、思考力、予測力が乏しいと思います。すでにアメリカはウクライナ軍事支援に疲れ、軍事支援継続について世論が割れています。ヨーロッパも、ドイツの軍事支援が少ないと言ってドイツにもっと支援しろと要請しています。各国国民がウクライナ支援疲れをおこしている証拠です。
この上、東アジアに戦争がおこったらアメリカが、台湾や日本を十分軍事支援するとは考えがたいことです。軍事支援は最後はアメリカ国民が決めるのであって大統領が決めるのではないことを知るべきです。アメリカ国民は、自国が戦場になることを嫌いますが、外国が戦場になる場合は、戦争は中途半端です。国民が戦争を支持しないからです。
太平洋戦争では日本がハワイを奇襲したことがアメリカ国民を怒らせました。アメリカ政府は国民を対日本戦争に奮い立たせることができました。
ロシアのウクライナ戦争は長引き、双方、疲れきり、プーチンロシア大統領が死ぬことで、ロシアに停戦ムードが広がり、NATO拡大中止、ロシアは侵攻前の国境受け入れ、クリミア半島返還、人的物的交流の回復などを条件に停戦和平ということになる確率が大きいと思います。
プーチン大統領の余命は5年前後ではないでしょうか。病死か、暗殺されるか、自殺かはわかりません。双方、人命武器弾薬を節約してプーチン大統領死去を待つのが賢明です。決着を急ぐと人命武器弾薬の消耗が致命的にひどくなります。ウクライナは廃墟になります。停戦和平が実現しない場合は、戦線膠着、世界はロシアに制裁を続け、ロシアの衰退が顕著になり、ロシア連邦瓦解、ロシアは結局ウクライナ占領地放棄を強いられると思います。どうなってもロシアは今後大損です。ウクライナの復興も長年月を要するでしょう。