心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

麻生太郎自民党副総裁は、ロシアは北海道に侵攻すると言う

2023年01月10日 | 世界

麻生氏は、そう予測する具体的な情報を持っているのでしょうか。単なる想像で言っているなら日本の人々をミスリードします。

日本は、太平洋戦争に負け、混乱状態のとき、ロシアの侵攻を受け、北方諸島をとられました。ロシアは北方諸島を統治してきました。しかし、敗戦直後の日本の混乱期を除けばロシアはさらに北海道に侵攻する動きを示したことはありません。北方諸島をかえさず、守ってきただけでした。

フィンランド、ウクライナなどはロシアと陸続きです。フィンランド、ウクライナなどに行くロシア人の数に比較すれば北海道に行くロシア人の数は知れています。フィンランド、ウクライナなどがロシアの領土だったらいいと思うロシア人は多いでしょう。しかし北海道を領土にしたいと思うロシア人は少ないと思います。ロシアが北海道に侵攻するという麻生氏の予測は空想だと思います。ロシアの脅威を煽って日本の防衛力を上げたいと思っているのだと思います。

現代の日本の人々は、防衛費増・増税に耐えることができません。今でも生活が悪化しています。貧困層が拡大中です。経済が低迷していること、労働対価が低いこと、政府が借金政治をやっていること、結婚して家庭をつくる人が減っていること、出生が減っていること、狭小住宅が増えていることなどが貧困化の証拠です。

大火器を持つなんて日本には無理です。現在の自衛隊維持だって無理しています。国連司法が信用できなくても戦争放棄が最善と思います。

もし、日本がロシアに侵攻されたら、ロシアが嫌になって占領をやめるまで、静かにロシア統治に反対し、協力しないことです。在日ロシア人を圧倒する生産力、経済力を持ち、ロシア人統治を無力化することです。反対にロシアに進出してロシアで生産し、ロシア経済を動かすことです。最終的には生産力、経済力が勝ちます。戦争なき日本に駐留するロシア軍人は無力です。

(注)約2000年前、ローマとの戦争に勝てなかったユダヤ人が、世界に散り、事業・仕事でそれなりに繁栄してきたことは示唆に富みます。無理して第二次世界大戦後イスラエルを建国して今もパレスチナ人と戦争を続けているユダヤ人より、外国で繁栄しているユダヤ人の方が平安に見えます。

(注)現在、在日アメリカ軍の存在感はありません。日本が思いやり予算を組まなければ彼らは在日意欲を失い、撤退するでしょう。

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民主主義と独裁主義の対決

2023年01月10日 | 世界

ロシアのウクライナ戦争は、国連総会のロシア非難決議もあり、ロシアに正義はありません。戦争による国土拡大は犯罪です。プーチンロシア大統領が過去の帝国復活に執着し、そのわがままを、権力を行使して実行しています。大半の国民がプーチン大統領を支持しているそうです。ロシアは政治学が遅れています。国論が遅れています。

旧ソ連の共産主義が無力になり、崩壊し、ロシアは民主化したと思われたのですが、民主主義は未熟で、その虚をつき、すぐ独裁者が力を持ってしまいました。

しかしこれは永遠性はないと思います。一時的現象と思います。フランス革命後、独裁者がフランスを支配したが、その政治は続かず、独裁者は滅びました。ロシアの独裁者プーチン大統領も滅びます。

現在は民主主義と独裁主義の対立ではありません。対決です。ウクライナ戦争でロシアが負け、プーチン大統領一派は滅亡します。歴史的必然性があります。プーチン大統領一派が勝利し、現在のロシアが繁栄する確率はゼロだと思います。

共産党一党独裁の中国も、民主主義国との対立ではなく、対決を迎えると思います。台湾が民主化し、繁栄している現状を見ると、中国の人々はロシアの人々のように政治学が遅れていて盲目的に共産党を支持するということはないと思います。

したがって、民主主義国と中国との対決では、対決の間に中国の人々が民主化を求めて立ち上がることで共産党が崩壊すると予測します。

今は戦争の時代ですが対決が終わると、民主主義が一段と大きな力を持ち、新世界の門を開けるときが来るのではなでしょうか。

しかし、戦争のため多くの人が犠牲になることは望ましいことではありません。近代の戦争は、軍と軍が戦場で戦うのではなく、相手国の一般の人々を殺すことで相手国の戦意を奪う恐ろしい戦争になっています。特に第二次世界大戦は、その度合いがひどかったと思います。第三次世界大戦は人類滅亡の恐れが大きいと予測します。大火器開発は非常に危険な行動です。

(注)岸田文雄内閣は、日本は反撃能力を持つと言って、大火器開発に注力しますが、確実に日本破滅の恐れを高めます。

人類はよく考えて、戦没者を極小にし、対決を終わらせる方法を考え出すべきです。

タリバンがいいと言っている訳ではありませんが、アフガニスタンが、旧ソ連やアメリカの占領を許すも、タリバンが小火器を使って執念深く、旧ソ連軍やアメリカ軍を攻撃し続け、長年月をかけて追い出したことは、示唆に富んでいます。もっとよく考えると、小火器も使わず、平和主義と時間を武器とし、侵略軍を追い出す方法があるのではないでしょうか。戦争を永遠に続けることができる人は皆無と思います。誰でも戦争が嫌になります。

(注)世界が団結してロシアや中国と経済交流しない方策がありますが、朝鮮(北)のように独裁者あるいは軍部が非常に強く、参ったと言わず、国民が何十年と耐えがたい生活を強いられているのを見ると、経済制裁以外に何かいい方策はないものかと思います。

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