日本が辺野古飛行場建設と言っているだけです。アメリカはこの飛行場建設を重視していません。アメリカは沖縄のアメリカ軍基地が中国などに近すぎ、攻撃を受けやすい、防衛がむずかしいという判断で、防衛線をグアムまで下げる方針です。
現在は沖縄はアメリカ軍海兵隊の保養地、訓練地として有用なので既得権のように利用しています。
日本は、在沖縄アメリカ軍を廃止したいと言うと、アメリカに日本の防衛には協力しないと言われることを恐れて、いてくださいという姿勢です。費用負担までしていてもらっています。軍事力世界第5位ぐらいの「強い」自衛隊を持っているのに弱々しい日本を演じて、つまり、自ら日本をアメリカの下にして、アメリカの憐みをこうています。もちろん、中国などは日本をさげすんでいます。朝鮮(北)は自主性がないと日本を軽蔑しています。ロシアも同様で北方諸島問題では日本を愚弄しています。
国連も世界も、日本、どうした、どうなったといぶかっています。ところが日本はいいことをしていると思い込んでいます。過去自分が勝手に決めたことに縛られて現実を見ようとしません。まさに自縄自縛です。
2009年、民主党代表、第93代総理に就任した鳩山友紀夫(元由紀夫)氏は、アメリカ軍普天間飛行場を辺野古ではなく、沖縄県外に移設する努力をしました。説得力のない彼は、信用なく、官僚からも自党からも新聞テレビからも批判され、浮き上がり、四面楚歌となり、頭が混乱状態になり、2010年に総理を辞任しました。当時のオバマアメリカ大統領は、日本の決定を受け入れるという姿勢で、結論を早く出せと言っていたそうです。諸悪の根源は自縄自縛の保守官僚でしたが、説得力なく、味方づくりもしない、口先の鳩山氏は哀れでした。その彼が今、普天間飛行場は廃止で国内をまとめれがよかったと述懐しています。
いずれにしても辺野古飛行場建設は日本の大損で終わるでしょう。辺野古がある名護市は、国からたっぷりお金がもらえてインフラがよくなると言って飛行場建設賛成です。贈賄する国、収賄する名護市という感じです。嫌な国、嫌な市ですね。沖縄県の未来には無関心です。沖縄県民にも自分のことしか考えない人がいます。お金欲しさで原発を誘致する貧乏地方と同じです。