現状で言うなら、国連の下、アメリカと日本は同じ地位の国であることを政治・外交の目標にするのが普通と思います。屈辱に甘んじ、沖縄県のアメリカ軍基地を維持するのは、またアメリカ軍新飛行場を建設するのは沖縄県民を侮辱する行為です。沖縄県に対する岸田文雄内閣の侮辱は、日本の人々を侮辱することに等しいと思います。岸田総理はアメリカに対し卑屈すぎます。
国連に対するアメリカや中国の態度を見るとどちらも帝国主義です。国連を立てる工夫努力を感じません。それぞれ一極を形成し、軍事力、経済力にものを言わせて威張っています。
日本は無力だと思ってアメリカに従属するのではなく、無力なりに、一つの世界の下、自由平等平和な国になりたいと思うのが戦争をさける唯一の方法と思います。
勇ましいが、国土は戦争で地獄では日本の人々がたまりません。太平洋戦争で敗戦を認め、降伏を受け入れた昭和天皇とその周辺の人々の決心は正しかったと思います。
問題はその次です。日本は着実に自立独立を追及してきたかが問題です。戦後の日本の経済成長の基盤となった自由平等平和を育ててきたかが問題です。不自由不平等戦争では太平洋戦争敗戦降伏の教訓が生きていないでしょう。まずいでしょう。1980年代のアメリカのジャパンバッシングでまたアメリカに敗戦降伏はまずかったと思います。
以後、自民党の保守が続き、低迷が続いています。日本を改善改革するには自民党を捨てる決心が必要です。国家公務員の中の1980年代の敗戦降伏派、すねわちアメリカ派が無力になるように若い国家公務員が新政治を考えることが大切です。若い日本の人々も同様です。
国に同調する「国民」より、自由平等平和を追求する「人」が増えることが日本を、さらに世界を明るくします。民族をこえ、国をこえ、人の生き方を追求したガウタマ・シッダールタ、イエス・キリストの教えを学び直しましょう。戦争ヒーローに注目することはやめましょう。