新世界の夢を見るなんて空しいと思う人がほとんどですが、この考えを馬鹿にすると、現実の戦争論に巻き込まれ、戦没することになります。ロシアのウクライナ戦争では約2年で数十万人の人が戦没したと思います。恨みを残して死んだと思います。よかったと思う人は皆無です。ロシアは呪われよと世界の人々は思っているでしょう。
イスラエルのパレスチナ戦争は、実に76年になろうとしています。累計で100万人の単位の人が戦没していると思います。今回のイスラエルとハマスの戦争もすでに戦没者は3万人弱です。恐ろしいことです。世界の人々は、ユダヤ民族がかつてドイツに迫害されたことに対する同情を忘れ、イスラエルは呪われよと思うようになってきました。
こうなる原因は何でしょうか。戦争と平和は波でしょうか。人の心の中には戦争する心と、平和をつくる心があって、戦争で悲惨を味わうと平和の心がよみがえり、平和に飽きると戦争の心がよみがえるような心の構造になっているのでしょうか。
そうではないでしょう。平和を楽しむ感性が未発達なだけでしょう。野獣から人間に進化したが、人間性の発達がゆっくりなだけでしょう。歴史を勉強すれば、人間性が少しずつ発達していることを確認できるでしょう。
知識、知恵は確実に増えていて人間性がある人は増えています。この傾向を確信し、空しい戦争に没我しないことが人生だいじです。
まずは自分が人間らしい生き方を追及す人になることです。レベルの低い国に同調する国民になるのではなく、ガウタマ・シッダールタやイエス・キリストのように人の生き方を追求する人になることです。2500年前の人、2000年前の人が、すでに人の生き方を追及し、真実に迫っていたことを知るべきです。
現代に生きる私達が無知無能不法不道徳ではまずいのではないでしょうか。人の生き方を追及する宗教・哲学に関心をもち、戦争ヒーローに注目することはやめましょう。自分の得にならないからです。
自分は生きる、人は生かすという法を至上の法とし、一生を生き生きと生きることを楽しむ人になりましょう。
戦争論者なんてくだらないと思いませんか。裏金づくり、脱税を楽しんでいる政治家が政治をやっている国なんて迷惑でしょう。国民であるより人である方が楽しいでしょう。日本国ではなく、日本の風土を楽しむ人になりましょう。