石破茂総理は中国の脅威を煽り、「先頭に立って国民を守り抜く覚悟」と言います。自衛隊を称賛し、国民の90%が自衛隊を支持していると言います。ウソです。国民は、自然災害を受けたとき自衛隊が救援に出動してくれることや、行方不明者を探してくれることを評価しているのだと思います。
中国が日本に侵略してきたとき自衛隊に防衛力があるかは疑問です。現に、中国の海警船が日本の警告を無視して日本の領海に長時間居座っても自衛隊が海警船を追い出したことは一度もありません。中国は日本を無視しています。確実に中国は牽制戦略戦術あるいは侵略略戦術を構築しています。自衛隊の力を調査しています。
石破総理は、防衛力の抜本的強化に取り組むと言います。つまり今は防衛力はないと言っています。
一方、国民の貧困化は深刻です。個人経済力はすでに世界中位です。経済力がなくて家庭をつくれない人が増えつつあります。社会的孤立者は30%以上ではないでしょうか。国民はみんな元気がありません。国の社会福祉に対する依存心は、非常に強いと思います。自分の事業仕事で自立する意欲が乏しいと思います。内向的で社会生活力がなく、人間関係を恐れて家に閉じ籠っている人が増えています。
国の借金は天文学的です。どうやって防衛費を確保するのでしょうか。消費税をやめることができない、所得税減税ができないという経済不良国です。国民民主党が主張する、最低課税所得103万円を173万円に引き上げることは容易ではありません。
石破総理は外交力と防衛力のバランスをとると言います。インドの例でわかるように石破総理は外国について無知です。外交力はないと思います。トランプアメリカ大統領が日本にどう出るか読めていないと思います。結局、石破総理は日本の防衛費を大幅に上げる以外に何もできません。国民の貧困化を止めることができません。国民に防衛力強化を支える力がありません。防衛力強化は不可能です。
日本ができることは「強いふり」だけです。貧困化は行くところまで行くと思います。国民が、自民党・公明党腐敗を悟り、自分が自立し、自分の事業仕事で生きると決心しないかぎり、自分の幸福はありません。
なお、国民民主党の政策は政策ではありません。単なる数値目標です。産業論がありません。大企業の政治献金、大企業が政治家をお金で操り、豪壮な本店からわかるように大企業だけの繁栄を考えている現実に立ち向かっていません。
今、日本は生活・生産環境改善、国産重視が必要です。たとえば、イワシを乱獲して沿岸でのイワシ漁獲量を破滅的に減らしている無知無謀を放置する日本漁業政策では日本に幸福な未来はありません。日本ではすべての産業で無知無謀がまかりとおっています。異常です。食料だけではありません。先端技術・産業でも追求力がありません。中途半端で腰砕けです。
光量子コンピューターも儲けるのはアメリカかもしれません。真の事業家仕事人、投資家が日本にはいなくなりました。今の投資論はマネーゲーム論です。産業論ではありません。