11月8日、理化学研究所、NTTなどは、協力して、原理的にあらゆる計算が可能な世界初の汎用型光量子コンピューターを開発したそうです。埼玉県和光市に設置して、年内を目途に、インターネットを介して研究者らが利用できる体制を構築するそうです。
理研で量子コンピュータ研究センター副センター長を務める古沢明氏らのグループは、量子コンピューターの開発をやってきたが、さまざまな情報を詰め込んだ光パルスを多数生成。それらに「量子もつれ」と呼ばれる特殊な相関関係を持たせて巨大なネットワーク構造をつくり、高速かつ大規模な計算をすることに成功したそうです。
光量子を活用すると省電力化も期待できるそうです。
理論的に、現在の高性能コンピューターをこえる性能を出せるというレベルの光量子コンピューターで、本当に世界一の性能を持つ量子コンピューターにするのはこれからだそうです。
すでに通信は光です。コンピューターも電子ではなく光子になることは技術革新です。
それにしても人の神経系の高性能には驚きを感じます。地球上の自然環境の中で、生物が誕生し、進化し、意志をもって思考創造する人間が今いることは神秘です。
普通の人でもすごい生物、貴重な生物と思うのですが、人が、人の命を軽視する現状を見ると、人の神経系のすごさに比して生き方の知識は低レベルです。その不調和、ギャップが非常に大きいので、不可解です。自然界ではまずは高性能の神経系が実現し、次に使い方の改善改革がおこっています。
自分を生かす、人を生かすことを重視する思考が発達するといいですね。防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいる日本人の思考では神経系の高度活用はできていません。日本衰退はまだ止まりません。神経系がもったいないですね。
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