心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

日本は山林と水と海洋が特徴

2023年09月27日 | 世界

その日本(国)が林業、農業、漁業を軽視しているのは残念なことです。ほかの産業とバランスをとりながら林業も農業も漁業も重視することが日本発展に必要と思います。

木材や穀物や魚は輸入すればいいという発想は日本の産業構造をいびつにし、経済不安定の原因になります。

米の消費がどんどん減り、小麦の消費がどんどんど増えています。しかし、小麦はほとんど輸入に依存しています。広大な小麦畑など日本にありません。水田消滅が日本の未来にとっていいことか真剣に考えた方がいいと思います。

水田を住宅地にした所が大水害を受けていることも水田の宅地化が非常に安易な計画であった結果と思います。

中国が日本の水産物全面輸入禁止措置に入ったことは、日本が漁業を軽視している動きが続いている結果と思います。日本の漁業者の立場は日本に対し非常に弱くなっています。沿岸漁業などは大幅に衰退しました。沿岸漁業者が、こじんまり、釣り船稼業をやったりしています。養殖業者が頑張っていますが、日本はその足を引っ張っている感じです。

木材の輸入が不自由になりつつある、輸入できる木材が構造材として適していないなどの理由で、国産材の利用を重視する傾向が出ていることは明るい動きです。

現時点では、国産材を使った合板は下地材としての利用が多く、表面材としての美しさを欠いています。やがて美しい合板が開発されるでしょう。国産材を利用した構造材は、集成材、CRT(cross laminated  timber)が発達し、国産材再開発を促進すると思います。

日本は、今、半導体、蓄電池、データセンター、バイオなどを戦略分野として特に重点投資の対象にしていますが、それはそれでいいのですが、バランス感覚を失って、そのほかの一次産業や二次産業を軽視すると、大半の日本の人々の幸福につながらない産業構造になります。

視野が狭いようで、予測力、総合力、バランス感覚を欠いているが日本の政治だと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国の軍事力に勝る防衛力を... | トップ | 中国とロシアはまだ国境が係争中 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界」カテゴリの最新記事