2000年前の日本に住んでいた人々のことを考えると、現代の歴史知識では、北海道、本州、四国、九州などを中心とする日本列島に十数万年前、旧石器(先土器)時代、打製石器を使用し、岩陰、洞窟などに住んでいた牛川人(愛知県)など古い人類がいました。牛川人は発見された上腕骨片から旧人ネアンデルタール人に近いとされています。約12万年前は、日本列島は北方、朝鮮半島、沖縄ルートでユーラシア大陸と陸続きで、旧石器人が移住してきたと考えられます。沖縄ルートや海洋ルートでは東アジアから種々の人類が入ってきて混血したと考えられます。
5万年前に三ケ日人(静岡県)など現世人類が出現しました。三ケ日人は新人クロマニヨン人に属するとされています。
最近2000年と時間を比較すれば、日本の人類史は十数万年です。十数万年の間に主に日本列島に住む日本人に形成された原始的精神は、現代観察される現代精神ではない精神で、今も生きている日本人の原精神になっていると思います。
私は、神道でも原始神道に注目し、日本人の原精神を研究し、日本の人々が生き生きと生きる道を研究しています。現代日本文化に左右されているだけでは国論など社会論、個人論など人生論、幸福論などを正しく考えることができないと思っています。
自民党、公明党、国民民主党の国論は軽薄、永遠性はないと見ています。これらの政党の個人論は個人を不幸にすると読んでいます。
日本の人々はもっと長い目で自分の幸福を考えるべきと思います。国主義に流されてはいけません。人主義が原点です。ガウタマ・シッダールタの生き方は、社会論、個人論の原点と思います。自分の幸福です。よく考えてほしいと祈ります。
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