心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカも中国も将来は暗い

2021年01月26日 | 世界
世界秩序を重視するというシーチンピン中国主席の言うことを聞いていると、中国はいい国に見えますが、やっていることを見ると、全然違うと思います。軍と警察を使って共産党一党独裁を守り、国土・国威拡大行動をとり、人々の自由を抑圧し、隣国に圧力を加えています。

香港に1国2制度を認めたのですから、香港の人々が香港の民主主義を守ること、中国の民主化を求めることを不法とする法律を設けることは約束違反です。民主主義を維持している台湾を戦争してでも中国に併合しようとしていることも不法です。台湾は非常に不利な条件でちゃんと独立を維持し、経済も成り立っています。独立国として認めて問題はありません。共産党一党独裁と民主主義が調和することはありえませんから、中国は台湾の独立を認めた方が世界秩序を重んじたことになります。

民主主義より共産党一党独裁の方がいいと言うなら、共産党一党独裁のよさを大いに世界に宣伝すればいいと思います。軍事力、経済力を見せつけながら共産党一党独裁を押し付けるのは世界の迷惑です。

アメリカが冷戦、あるいは対立を重視し、世界を分断しているとの批判は当たっていますが、中国も、独善的で、共産党一党独裁をよしとして、冷戦、あるいは対立を招き、世界を分断しています。世界の人々のことを考えている国ではありません。

アメリカと中国の冷戦、あるいは対立は、両国が自分が正しいと主張し、軍事力を強化している訳ですから必然性があります。現状では、争いが続き、どちらかが負けるか、両方とも疲れて衰退することになります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知らないと言えばすむ問題で... | トップ | 脱炭素で各国の意見がまとま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界」カテゴリの最新記事