現時点ではロシア人の生活水準はそれほど下がっていないようです。ロシア政府はウクライナ戦争で受けている大損がばれないように新聞テレビなどの報道を規制し、また人々の生活水準が下がらないように限りあるお金を民生に回してるのではないでしょうか。その結果、ロシア軍の補強にお金が回っていないようです。
ロシア軍を十分補強するには、政府は理由を人々に説明する必要があります。ウクライナ戦争は順調と言ってきたので大損しているとは言えないのでしょう。
それでは本当にロシアの人々はロシアの戦争は順調と思っているでしょうか。不調と感じているが、戦争に行くのは嫌だし、耐乏生活に入るのも嫌だから、あえて順調だと政府に同調して、政府が、総動員に動くのを防いでいる感じがしてなりません。
プーチンロシア大統領は中国の軍事支援を期待していたが、中国は、ロシアを支援してウクライナを攻撃する側に回る決定はしてないようです。
プーチン大統領としては、ウクライナの戦場を縮小して、補強できない軍で戦線を維持する以外にできることがない状態なのかもしれません。
戦争が長引くと、ウクライナの親ロシア派が維持している町々の荒廃が続きます。廃墟になった町は親ロシア派にとってもロシアにとっても大損しながら維持する価値がどんどんなくなります。
ウクライナが国境を回復する確率が上がっています。
戦争による国土拡大は大損です。しかも犯罪です。プーチン大統領は赦されざる大罪を犯してしまいました。
ところでプーチン大統領は、最近、世界について多極化が望ましいと言っているが、ころころ考えが変わっていると思います。ウクライナ戦争を始めた頃は、ソ連や帝政ロシアの復活を念じていたと思います。プーチン大統領の信用は落ちる一方です。中国だって彼には用心するでしょう。
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