小泉純一郎元総理以来、日本はアメリカと同盟すると言い、最近は言いすぎ、中国が台湾を攻撃するとアメリカは台湾を軍事支援する、アメリカの同盟国日本も軍事支援する、中国は日本を攻撃する、中国と日本は戦争するという予測があたかも確率の高い予測として流布しています。
麻生自民党副総裁はこの予測のもとに岸田文雄総理のネジを回し、防衛費増・増税路線を強引に進めているように思えます。
強大国アメリカとの同盟が、中国が台湾に侵攻するのを防ぐ効果があると思っているようです。
アメリカと日本が同盟して台湾を軍事的に助けるなら、台湾は中国に負けない、戦争の混乱で中国で人々が立ち上がり、共産党が崩壊し、中国の民主化が実現するとの予測が出ています。
もっともらしい予測だと思います。
しかし、中国がそう思って台湾侵攻をしないかどうかは不明です。
結局失敗に終わった国連安保理常任理事国アメリカのアフガニスタン戦争、イラク戦争を見たのに、ロシアはウクライナ戦争を始めました。戦争について勉強しない常任理事国です。常任理事国中国が戦争は大損と勉強したかどうかですが、シーチンピン中国主席の言動を見ていると勉強していないと思います。
中国が台湾に侵攻すると、在日アメリカ軍基地、自衛隊基地、あるいは日本の大都市、原発が中国の攻撃対象になり、日本も戦場となり、地獄になります。日本の人々の生活は悲惨なものになるでしょう。
岸田総理の防衛費増・増税の結果、何が起こる確率が高くなるか予測することがだいじです。戦争にならなくても日本の貧困層の拡大の加速、日本政府の借金残高の増加の加速と破綻は確率が高いと思います。
戦争しない道、あるいは被害を極小にする道を探るのは真の知恵だと思います。個人は戦争反対、戦争に非協力が一番いい生き方だと思います。生き残る確率が高くなります。聞こえはいいのですが、国のために、民主主義のために武器弾薬を使って戦争する、あるいは防衛するという考えは、戦没者を増やし、町を廃墟にします。
ウクライナの防衛は正当防衛と思いますが、被害が大きすぎると思います。ロシアの戦争犯罪を許さないという条件下、ウクライナも、NATOも、国連も、世界も被害をもっと小さくする方策はなかったのか反省する必要があると思います。
世界に通用する法の学問、時間を武器として静戦を行うのが一番個人は平和であり、世界の平和も安定したものになるのではないでしょうか。武器弾薬を使ってつくった世界平和はすぐ瓦解します。
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