嬉しいことですが、安倍晋三元総理が偉大だったからでしょうか。自民党がこれまで頑張ったからでしょうか。戦後を生き、今の日本を動かしている約半分の無党派が、比較的健全思考で国を動かしているからだと思います。
安倍元総理は、アベノミクス(金融緩和、財政出動、経済成長)で持続的インフレを狙ったが、無党派はアベノミクスの笛に踊らず、彼の意に反して節約志向を続けて、物価の安定を保ちました。元総理は自衛隊を憲法に明記したいと叫び続けましたが、無党派は反対で、憲法第9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認)は日本の平和に役立っていると考えています。
つまり無党派の健全思考のおかげで元総理は無事に長期総理がつとまったと言えます。彼が偉大だったからではないと思います。
しかし、今、安倍元総理のアベノミクスや積極的平和主義(軍事力の均衡による戦争の回避)は負の遺産となって悪性インフレや戦争をおこす恐れを大きくしています。
岸田文雄総理は、安倍元総理は偉大だった、彼を国葬にすると言っても自分が偉大になる訳ではありません。岸田総理は一生懸命自分の信念で現代日本の深刻な問題に取り組み、偉大な業績を上げないといけない立場にいます。科学技術を重んじると言ったのはよかったが、再生可能エネルギー開発の苦しさに悲鳴を上げ、原発の再稼働を重視すると言っているようでは、科学技術を重んじたことになりません。自分を失い、保守に流されています。日本の評価を落とすでしょう。
安倍元総理なきあと、自民党には政治家がいないそうです。自民党は終わりを迎えたようです。無党派は、決して動揺することなく、自分の経験知識に自信を持ち、世界に通用する事業家・仕事人として自由に活躍し、自民党が他党と同様、マイナーになっても日本を健全な国として動かし続けましょう。
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