心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカの軍事力と経済力で世界秩序維持は不可能

2020年01月23日 | 世界
アメリカが一生懸命同盟を維持しようとしても、アメリカの支配力はどんどん低下しています。同盟国は是々非々の行動をとるようになっています。アメリカとの同盟を解消するとは言いませんが、同盟関係が弱くなっています。アメリカの顔をたててちょっと協力するとか、裏で協力するような行動をとる同盟国が増えています。これはアメリカが盟主として健全な行動をとっていない証拠です。アメリカが自国の利益を優先して、世界のことを考えていない証拠です。アメリカの信用は落ちる一方です。

中国は人口が14億人を超えたそうですが、その主張は世界性がありません。アメリカと同じで自国の利益を優先して動いています。これまでは政経分離で中国と交流してきた民主主義国ですが、中国の独裁主義には辟易しています。今後は中国との交流は抑制的となるでしょう。

ロシアもアメリカや中国と同じでやはり主張に世界性がありません。民主化したように見えますが、独裁主義的です。国土拡大主義で国民の愛国心をくすぐり、独裁制維持に利用しています。

有力盟主なき世界です。国連もなかなか力をもてません。何となく世界に通用する法ができつつありますが、各国の勝手な主張が強く、世界がまとまる気配がありません。多極化しています。強大国間で戦争を避ける動きがあるので、何とか第三次世界大戦はおこっていません。

世界大戦がおこらず、世界づくりがおこるかはまったく見通しは立ちません。しかし、国連職員は世界主義です。また、強大国の中でも世界主義的思考に到達している人はどんどん増えています。各国で世界主義者が増えることが今は一番だいじです。各国政治家を権力者政治家ではなく、公務者政治家にすることがだいじです。そのためには各国国民が民主主義をしっかり身につけ、国をこえて交流団結することがだいじです。自分に自信を持つべきです。国を利用して自分の利権を大きくしたいなどと思っているようでは時代遅れの国主義者にすぎません。地方で活動していても気持ちは世界のことを考えるようにするといいと思います。
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自信喪失の日本

2020年01月22日 | 世界
安倍晋三総理はアメリカとの同盟で世界や日本は平和であると言い、河野太郎防衛相は現在の在日アメリカ軍に対する思いやり予算は適切であると言います。

経済世界第3位の日本に在日アメリカ軍が存在し、戦後74年がたったのにいまだに実質アメリカに占領されているのは不可解です。隣国との外交がうまくいかず、侵略される恐れがある状態のままというのはあまりにも外交下手です。

安倍内閣は真剣に日本の自由独立を考えていないと思います。軍事力の均衡による戦争回避を重視しているが、真の平和を追求していません。在日アメリカ軍を維持した上、さらに自衛隊を維持しています。びくびくしています。防衛予算がすでに5兆円をこえています。まもなく6兆円をこえると思います。

そんな安倍内閣をいいと言う日本の人々は思考、あるいは価値観がおかしいのではないでしょうか。

平和憲法にもっと自信を持ち、平和外交を行う内閣に代えた方がいいと思います。軍事力の均衡による戦争回避論では日本に平和はありません。日本を戦場にする恐れが高くなります。
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韓国は朝鮮(北)を国として認めていない

2020年01月21日 | 世界
朝鮮に対する韓国の態度は非常に曖昧です。どういう関係を求めているのかさっぱりわかりません。両国に政治における共通性がありません。統一できません。休戦を続けることができれば結構としか言いようがありません。朝鮮を国として認めることで関係改善を探ることはできないのでしょうか。その方が双方の人々のためになるように思います。
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対立は損、戦争は大損

2020年01月18日 | 世界
中国・朝鮮(北)の政治とアメリカ・日本の政治が大きく異なり、政治的に友好関係になれないのは当然のことです。しかし、国対国であえて対立、戦争する必要性はまったくありません。中国・朝鮮の政治が成功するかどうか観察する姿勢が平和を維持するために必要です。中国に侵略性があることは確かですが、具体的な侵略的行動に関係国は対応すべきです。中国・朝鮮対アメリカ・日本という一般的対立構造を描いてあえて対立することは損です。経済制裁するのではなく、経済交流に抑制的であれば十分です。不戦条約を結ぶことがだいじです。

日本は相変わらずアメリカと同盟すると言っていますが、楽を追及していると思います。しかし、現状では日本は矛盾に満ちた外交を続けることになり、信用は上がりません。

アメリカが在日アメリカ軍維持費の日本の分担を増やしてほしいと言っており、これから本格的な打ち合わせが始まるそうです。いい機会です。安倍晋三内閣には期待できませんが、アメリカとの安保条約、アメリカとの同盟について真剣に考えるべきです。在日アメリカ軍はあって当たり前という状態になっていますが、本当はなくて当たり前です。長年のアメリカ支配にすっかり日本は慣れ、アメリカ合衆国日本州になっています。日本はすっかりアメリカに飼い慣らされました。

日本には自衛隊があります。在日アメリカ軍がなくなってもいいと決心し、日本の負担を増やすのではなく、反対に減らす厳しい交渉をやるといいと思います。アメリカが軍を撤退させると脅してきたら脅しに怯えず、自衛隊で頑張ると言うべきです。アメリカは、軍事的に支援しないとか、制裁するとか、これまで本当に同盟国だったのかと疑いたくなるほど威圧的な国に豹変します。この威圧に耐え、しかも信念をもって平和主義に立ち、アメリカとの対立を避け、新しいアメリカとの関係を模索しないと日本は永遠に独立国になれません。

ところでアメリカは本当に日本を制裁するかもしれません。しかし、日本が、外国の脅威になるような軍事大国にならず、威張らず、平和主義に徹するなら、日本と交流してくれる国はたくさんあります。一時的に日本は政治的にも経済的にも落ち込むかもしれません。改めて技術開発と生産を重視し、世界の人々が喜ぶもの・サービスを世界に提供するなら再び日本は世界から評価される国に戻ります。アメリカの罰を恐れているようでは日本は永遠に不自由です。
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朝鮮(北)はアメリカと対等の関係を望んでいる

2020年01月17日 | 世界
朝鮮問題についてはアメリカ、韓国、中国、日本、ロシアが深く関わっていると思いますが、どの国も考えが異なっています。日本は朝鮮に経済制裁していますが、安倍晋三総理は盛んにキムジョンウン朝鮮労働党委員長と会いたいと言います。総理は、経済制裁をしている訳ですから、拉致被害者を返し、核兵器・ミサイルを廃棄したら経済制裁をやめる、経済交流を再開する、さらに経済支援すると言いたいのでしょう。

しかし朝鮮の最大関心事はアメリカとの関係です。在韓アメリカ軍や在日アメリカ軍が朝鮮をにらんでいる状態を敵視と見ています。この状態に対抗するために核兵器・ミサイルを開発してきました。日本に対しては、在日アメリカ軍を廃止するかと聞くでしょう。総理は何も言えないでしょう。

現状では総理は在日アメリカ軍をどうするかしっかりした考えを持たないと委員長とは会えないでしょう。

ムンジェイン韓国大統領も同じ問題をかかえています。
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国の連合体であるがゆえに国連には不条理がある

2020年01月15日 | 世界
小さな台湾が、国連からも中国からも国として認められず、非常に苦労しています。どうして国連や中国は台湾を独立国と認めないのでしょうか。本当に不条理です。

国連は世界の中心機構として尊重されるべきですが、国の連合体であるため、真の民主的世界政治組織になっていません。国連職員は苦悩していると思いますが、真の世界政治組織を考えて国連改善に努めるべきです。世界各国の民主主義者は国をこえて団結し、国連の民主化を支援すべきです。国連の発展的解消を考えてもいいと思います。

台湾については、不条理を嫌い、平然と台湾と交流する自由主義国・人が増えるといいと思います。中国は戦争してでも台湾を併合すると言っています。中国に戦争させないように牽制する国・人が増えるといいと思います。

日本は台湾と民主主義という価値観を共有しています。台湾との軍事交流はいけませんが、経済交流は大いに行うべきです。中国には1国2制度も戦争も台湾を破壊することになることを説明するといいと思います。
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核兵器保有国、保有願望国は戦争の不安をかかえ、繁栄は期待できない

2020年01月15日 | 世界
国連、あるいは世界が、アメリカ、イギリス、イスラエル、インド、中国、パキスタン、フランス、ロシアが核兵器を持っていることを問題にせず、朝鮮(北)が核兵器を持っていること、イランが核兵器を開発する動きを示していることを非難しているのは変です。アメリカなどをより厳しく非難し、アメリカなどにより厳しい経済制裁を加えなければ朝鮮やイランに対し説得力がありません。国連、あるいは世界がアメリカなどに甘いと、核兵器保有国は増える一方になると思います。

ところでアメリカなどが核兵器を持っているから自分も核兵器を持つと考える国は愚かです。使えば大勢の人を殺すことになる核兵器を持つなど狂っています。アメリカなどの核兵器保有国を無視して、自分は平和主義で行くと信念をもって国運営をやる国は平和かつ繁栄を楽しむことができると思います。

日本は核兵器を持たないと言いながら、アメリカの核の傘の下にあると言います。核兵器保有国と同じ愚かな国だと思います。世界平和にはもちろん、東アジアの平和にも貢献できません。現に、中国、朝鮮、ロシアに対するアメリカの前線となって戦争の不安をかかえています。折角の島国の利点も平和憲法も活かすことできず、核兵器・ミサイルが飛来すると恐れてイージスアショアを2か所に設置するそうです。平和外交がまったくできていません。安倍晋三内閣、自民党・公明党では日本は衰退します。
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国は世界の行政区

2020年01月15日 | 世界
これは国の将来像ですが、現在はいろいろな特性を持ち、簡単に世界の行政区と言えない国がほとんどです。たとえば日本ですが、歴然とした日本文化でまとまっている国で、世界から見れば異様な国です。隣国韓国と一緒になって一つの国になるなどということは現時点では考えることもできません。ユダヤ人は、国を持ちたいと思ってイスラエルを建国し、周辺の人々と戦争しながら国を維持しています。クルド人は国がほしいと思っても容易に建国できないで苦しんでいます。

しかし世界的交流が進むことは必然性があります。排他的と言われる日本でも昔の日本文化は希釈され、変化しています。国なき民族は国を持ちたいと思って苦悩していますが、一方で国がある民族は民族文化が希釈され、変化し、国は民族国家ではなくなりつつあります。

人類の起源は、詳細はわかりませんが、最初から多民族ではなく、一つの民族が世界に広がり、地理的に独立し、多民族化したと考えられています。それが技術の発達で独立民族が世界の中で交流することになり、今は一つの民族に戻りつつあるような感じです。

いかに世界が交流しても民族性は永遠に残ると思いますが、世界に通用する法があります。人命重視という法は世界共通と思います。自由平等も世界共通の価値観になりつつあります。国をこえてわかりあえる法、価値観があります。この法、価値観を基盤とし、世界法を考え出せば、国は世界の行政区という体制が実現すると思います。遠い未来のことと思いますが、その方向に世界は動いています。
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強大国の牽制のし合いで世界秩序を維持する愚

2020年01月14日 | 世界
現在の世界の大問題の原因は強大国が威張ることにあります。国連安保理常任理事国の存在は強大国が威張っている証拠です。したがっていかにして強大国を悪(灰汁)として浮き上がらせ、除去することが現代世界の課題です。

強大国の中にも自由・平等・平和・法を重視する人間性のある人は大勢います。世界の人間性のある人々が国をこえて団結することがだいじです。そうしないと権力者政治家に騙され操られ不幸になってしまいます。

アメリカではトランプ大統領の独裁主義に反対する動きが大きくなり、次の大統領選挙ではトランプ氏は負けると予測されています。イランではハメネイ最高指導者の経済政策の誤りやウクライナの旅客機墜落に関するうその説明などに対する怒りが大きくなり、人々がハメネイ最高指導者に反対する動きが大きくなりました。人々は煮えたぎるつゆとなって権力者政治家を浮き上がらせつつあります。

政治家を権力者から公務者に代えることは世界平和のために非常に重要なことです。

軍事力が大きい国を重視し、愛国者になっても国を戦場にするだけです。国の生活・生産環境改善を重視することによって外国に一目置かれる平和国になった方がはるかに充実した人生だと思います。人々のために役立ちたいと思って世界で事業・仕事を展開する生き方の方が、権力者政治家になって国を戦場にする生き方よりはるかにいいと思います。
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1国2制度は内乱のもと

2020年01月14日 | 世界
中国が1国2制度で香港を平安に治めることは不可能です。真の1国2制度なら香港の最高責任者は香港人が選挙で選びます。そのような形になるなら香港は独立国に相当します。

中国が送り込んだ行政官が香港人が選んだ代表と意見が合う訳がありません。香港の民主化運動は中国のほかの地方に伝播し、ほかの地方でも内乱がおこります。

中国は国の大きさを気にしすぎです。国は大きさではなく、国の人々が平安に生きているかが重要です。

台湾は小さいが中国の独裁主義を嫌い、民主主義で頑張ると言っているのですから中国は台湾の独立を認めるべきです。国連、あるいは世界は台湾の意気をよしとし、台湾の独立を支持し、中国の脅迫に負けず、自由交流を重視し、台湾とも交流すべきです。問題は台湾ではなく中国にあります。
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