どうも、京都担当です。7月24日(土)、京都グループセラピーを開催しました。
初めての方、家族の方を含めて、12名の方にお越しいただきました。
遠方からお越しの方もいらっしゃって、あらためてセラピーの必要性を確認しました。家から近くにこのような場があればいいのですが必ずしも現実はそうではありません。セラピーに対する一般的な認知度は、まだまだ低いと言わざるを得ません。
簡単な自己紹介の後で、人数も多かったため2つのグループに分かれて話しました。
主に医師との相性・薬の処方に関して話し合うグループと、復職のタイミングについて話し合うグループにざっくりと分かれました。京都以外のセラピーにおいては、「薬については相談しない(万人に有効な薬はなく、患者によって処方は異なるのが当然)」ルールを決めているところもあります。
ただ、今回は参考程度と判断し、そのまま話を進めました。うつ病と薬は密接に関わるため多くの方が詳しい話を知りたいと思うのは自然な流れでしょう。飲まないといけないのか、薬には頼らないほうがいいのか。正解はいまだ出ていません。医師との信頼関係を築いた上で服用することが一番だと思います。
復職のタイミングについて。これも難しい問題です。仕事は必ずしも体調との折り合いをつけられるものではないため、無理が生じてしまいがちです。結果としてまた体調を崩すことにもなりかねません。休める限りギリギリまで休職して体を休めたほうがいいのか。
復職を希望される方は将来を見据えて正社員に限定して活動するべきか、無理のない範囲でアルバイトから始めるべきか。最終的には各人が判断していくしかない問題でしょう。
また復職するまでにもう少し時間を要する方もいらっしゃったように思います。うつ病経験者なら誰しもが通ったであろう自殺衝動や、自動思考による自己の矮小化。一番苦しいときだといえます。
ただ、「止まない雨はない」ように時間とともに「生きていて良かった」と思える日は必ず来ます。その日までどうか焦らずに病気と折り合いをつけて、セラピーに参加されて、お互いに支え、支えられていく。
他所では言えない苦しいこともセラピーでは皆真剣に耳を傾けます。自分ひとりだけではない、その思いが心の大きな支えになります。苦しみを吐露することでいくらかでも心の負担は軽くなります。心の荷物を月に一度置いて帰る。もう一ヶ月、出来る範囲でなんとか乗り切る。その過程で調子が上向いていった経験をされた方はたくさんおられます。今日一日を乗り切る。それでいいかと思います。
さて、8月の予定です。
京都開催
○日時:8月21日(土) 14~16時
○会場:中京青少年活動センター
○参加費:500円
ご質問、ご連絡、参加希望は
kimgets666@zeus.eonet.ne.jp
まで。
梅雨が明けたと思えば突然の夏の到来です。頭もからだも切り替えがなかなかうまくいきませんよね。でも、なんとか適応していかないと。梅雨も、終わりました。うつの症状もまた変容します。その都度自分にあったいなし方を獲得していきましょう。熱中症にはくれぐれも注意してくださいね。
初めての方、家族の方を含めて、12名の方にお越しいただきました。
遠方からお越しの方もいらっしゃって、あらためてセラピーの必要性を確認しました。家から近くにこのような場があればいいのですが必ずしも現実はそうではありません。セラピーに対する一般的な認知度は、まだまだ低いと言わざるを得ません。
簡単な自己紹介の後で、人数も多かったため2つのグループに分かれて話しました。
主に医師との相性・薬の処方に関して話し合うグループと、復職のタイミングについて話し合うグループにざっくりと分かれました。京都以外のセラピーにおいては、「薬については相談しない(万人に有効な薬はなく、患者によって処方は異なるのが当然)」ルールを決めているところもあります。
ただ、今回は参考程度と判断し、そのまま話を進めました。うつ病と薬は密接に関わるため多くの方が詳しい話を知りたいと思うのは自然な流れでしょう。飲まないといけないのか、薬には頼らないほうがいいのか。正解はいまだ出ていません。医師との信頼関係を築いた上で服用することが一番だと思います。
復職のタイミングについて。これも難しい問題です。仕事は必ずしも体調との折り合いをつけられるものではないため、無理が生じてしまいがちです。結果としてまた体調を崩すことにもなりかねません。休める限りギリギリまで休職して体を休めたほうがいいのか。
復職を希望される方は将来を見据えて正社員に限定して活動するべきか、無理のない範囲でアルバイトから始めるべきか。最終的には各人が判断していくしかない問題でしょう。
また復職するまでにもう少し時間を要する方もいらっしゃったように思います。うつ病経験者なら誰しもが通ったであろう自殺衝動や、自動思考による自己の矮小化。一番苦しいときだといえます。
ただ、「止まない雨はない」ように時間とともに「生きていて良かった」と思える日は必ず来ます。その日までどうか焦らずに病気と折り合いをつけて、セラピーに参加されて、お互いに支え、支えられていく。
他所では言えない苦しいこともセラピーでは皆真剣に耳を傾けます。自分ひとりだけではない、その思いが心の大きな支えになります。苦しみを吐露することでいくらかでも心の負担は軽くなります。心の荷物を月に一度置いて帰る。もう一ヶ月、出来る範囲でなんとか乗り切る。その過程で調子が上向いていった経験をされた方はたくさんおられます。今日一日を乗り切る。それでいいかと思います。
さて、8月の予定です。
京都開催
○日時:8月21日(土) 14~16時
○会場:中京青少年活動センター
○参加費:500円
ご質問、ご連絡、参加希望は
kimgets666@zeus.eonet.ne.jp
まで。
梅雨が明けたと思えば突然の夏の到来です。頭もからだも切り替えがなかなかうまくいきませんよね。でも、なんとか適応していかないと。梅雨も、終わりました。うつの症状もまた変容します。その都度自分にあったいなし方を獲得していきましょう。熱中症にはくれぐれも注意してくださいね。