関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
大阪、京都、兵庫で開催しております!

3月1日大阪開催

2008年02月28日 | Weblog
もうあさってにはうつコミュニティグループセラピー大阪開催の日です。
おおぎょうに書いてしまったけどまあ自助グループの患者が集まって愚痴をこぼしたり疑問を投げかけてみたりするわりとあったかアットホームな集まりです。
まあわけあって私が司会を務めるわけですが司会といっても軽い自己紹介の回しくらいしかせず、話を聞くだけなのですがうつ病の方にとって話を聞いてくれるといったら医者か家族くらいしかおらず、医者は忙しければあまり話しもしないし、家族なんてうつ病に理解のある者にしか話せないもんです。
でも話を聞いてくれる人、語る人がうつ病同士だと何故か辛さを共有、共感できると思います。
昔「神経症はきみだけじゃない」というキャッチコピーのポスターがありましたが
我々うつだって「うつ病はきみだけじゃない」と一人悩んでいるうつ病患者にエールを送りたい気分です。

そんなこんなで、私もうつ病ですが大阪でうつコミュニティの集まりをしています。
しんどいときもありますが、互いに話合えば少しは心の荷物が軽くなることを信じて
この集まりを担当させていただいております。
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うつ病と自責の念。

2008年02月26日 | うつについて
うつ病になると、色々と自己を見つめる時間が生まれます、というか何もできないので自分のことしか考えられないです。自分を中心とした周りのことしか考えられなくなります。そして自分を責めます。

でも勘違いしないで欲しいことがあります。いくら自分を責めても心が落ち着くことはありえないです。納得できることなどありはしないのです。何故ならうつ病は「自分のせい」ではないのです、自分のせいではないのなら周りの責任かと言われるとそれも違います。
強いていうなら自分の価値観と美徳をゆがませ、自分にとって不都合な情念を取り入れてしまうウイルスに感染したといった風でしょうか。
だから自分を責めても何も良くならないのだと思います。責めれば責めるほどうつ病の思いのままに操られているといえるのではないでしょうか。

自分が不甲斐ない。自分が弱いからだ。満足に仕事もこなせてないからだ。
なんていう何の根拠もない不都合な情念はすべて自分の持ち出した妄想であり現実ではありません、ただの夢物語なのです。
今、うつ病で辛いときを過ごし、眠れない日々を過ごしている方、どうか自責の念にかられることのないようにと思います。本来の生き生きとした自分は自分の心の中に必ず存在します、ただうつ病のせいで霧がかかったようにしか見えていないだけなのです。うつで辛いとき、思うことは自責ではなく、叶えられる幸せな現実を少しづつ積み上げること、叶えられる幸せって何だろうといったことを、考えてみて欲しいです。
後半は自分で何書いてるんだかわからない気もしますがまあそんな感じで今日は終わりたいと思います。
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京都:2月グループセラピー開催しました

2008年02月24日 | Weblog
どうも。京都担当です。
本日、2月のグループセラピーを開催しました。先月は新聞記事効果でとってもにぎやかでしたが、今月はぐっと落ち着いて5,6人での会となりました。ゆっくり一人一人が話せるという意味では、これくらいがベストのサイズかなと思っております。先月から引き続き来ていただけた方もいらっしゃって、とってもうれしく思いました。今日は風が強く雪まで降りましたが、来てくださった方、ありがとうございました!
今月は家族にうつを抱えた方がおいでだったので、家族の立場からいろいろ質問していただき、うつ当事者が体験からわかることをお答えする、という形になりました。「夜眠らない、休日はずっとカーテンを閉めて引きこもっている、わけのわからないことを言ったり、自分の言ったことを覚えていなかったりする。なんだかわがまま病のように思えてしまう。」うつ当事者からは「そうそう、そんなんありますよ!」という声が即座に上るので、家族の方も「やっぱりそうなんですね」妙に納得されたご様子でした(だといいな・・・)
それにしても、うつってなんてわかりにくいんでしょうね。行動としてはただじっと引きこもっているだけなのですが、心の中ではさまざまな葛藤が渦巻いているのです。そしていらいらやあせりが心からあふれてしまったときには、一番身近にいる家族を傷つける形で表現されてしまうこともあります。うつ当事者はそれに気づいていて、家族を傷つけてしまった自分をまた責めて落ち込みの連鎖にはまっていくのです。
うつの治療には理解のある家族のサポートがどれだけプラスになるかわかりません。個人的には、こんなことをうつ当事者の家族にはお願いしたいなと思います。

①話(どんなにとりとめのないような、とんでもないような話でも)をきちんと受けてとめてくれること。真に受けるのとはちょっと違いますが、聞き流さずに真剣に聞いてください。
②がんばれ、気の持ちようだなどと叱咤しないこと。うつの人は、見えないだけで心では必死にがんばっているのです。誰より自分が、できない自分を責めているのです。これ以上責めないでください。
③精神的に健康でいること。家族が介護のあまり疲れてうつになってはどうにもなりません。まずは家族が精神的に健康で、気長に、気楽にいてくれることが、不安でたまらないうつ当事者には大事な安心材料となります。

えらそうに書いていますが、私自身も家族がうつになったときには、とてもじゃないですがこんな状態ではありませんでした。走り回り、心配し、抱えきれずに突き放し、しまいには自分自身のうつも悪化する最悪のパターンで・・・それでも、とりあえず誰も自殺せずに生きていますが。ここに書いたのは、私個人が思う理想の家族像です。もしご意見があったら、ぜひコメントいただけるとうれしいです。


さて、長くなってしまいましたが、最後に来月の予告です。3月は22日(土)、時間と場所は同じ14~16時・中京青少年活動センターです。お越しをお待ちしております。そのころには少しは暖かくなっていることを願いつつ・・・
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京都開催

2008年02月22日 | Weblog
大阪担当です。
いよいよ明日京都開催です。
前回は16人という大人数でしたが今回もたくさんの方が参加していただけると大阪担当としても嬉しいです。共有と共感の場として、みなさまの心の一助になればと思っております。
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うつ病と時間。

2008年02月20日 | うつについて
大阪担当です。
毎回話題に困窮するなかじゃあBOLGなんでやらなけりゃあいいじゃないかと思いつつせっせせっせとつらつらと。自己流ゆっくり派とかいうやつでひとつ。

うつ病でなにより気がめいるのは睡眠時間の減少による「暇だけど暇じゃない時間」のつぶしかた。これ非常につらいですね。うつ病になると趣味に打ち込む気力もないうえに体のほうもうまく機能しないので実につらい時間帯を過ごすことになります。なんというか膨大な時間との勝負みたいなとこありますよね。
色々と考えてしまいます、今現状のこと、将来への不安、うつ前の輝かしい自分。他人への理由なき妬み、なんで自分がうつなんだという恨み。思わず心がすさんでしまいます。
集中力がないので本も読めないです、少しづつならよめるんんだけどもうつ以前とは読むスピードが全然違うからなんかいらいらしちゃったり。

そんなときに個人的オススメしたいのは「音楽」に触れることです。
まあいやでも耳に入るからていうのもあるだろうけども、好きな音楽や癒し系の音楽なんか良いのではないかと思います。
私はうつが多少マシになったけども時間が苦痛でたまらないときに般若心境や読経のCDを聞いてました。何ゆってるかわからなさが良いとおもうしききながら多少ぼんやりできる時間が作れるようになりました。ツタヤなんかには大概おいてあると思うのでどうしても時間を過ごすのが苦痛という方はためしに借りてみてはいかがでしょうか!?
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大阪:2月グループセラピー開催しました。

2008年02月17日 | Weblog
大阪担当です。
2月17日(日)グループセラピーを開催しました。
今回は総勢5名のいつものアットホームな会でした。
年齢層も幅広く色々な話題が飛び出し時間の忘れるほどにみな往々にうつ話をし共感し、共有しあうことができたと思います。

次回は3月1日(土)となっております。お時間に都合ある方はぜひご参加くださるよう願っております。
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京都担当です

2008年02月16日 | Weblog

ご無沙汰しております・・・。アクセスしてはいるんですが、書き込みが久しぶりになってしまいました。大阪担当さんにまかせっきり状態ですね。すみません・・・。
大阪は明日グループセラピー開催ですね。多くのお越しをお待ちしております!ちなみに京都は来週の土曜23日の開催です。あわせてよろしくです!

さて、先日うつコミュニティ代表上野さんを通じて、京都市のこころの健康増進センターとコンタクトを取ることができました。といってもお電話で簡単にグループセラピーの趣旨などをお話した程度ですが・・・。センターでは電話相談を行っているので、うつの方からの相談があったときに自助グループとしてご紹介していただけることになりました。できれば今後もっともっとご紹介いただいたり、いろいろ連携をとることができたらいいなあ、などと思っております。
うつの時にはどこかに相談するという行為自体がとんでもなくエネルギーがいることですから、相談をした方にうつコミュニティの情報が少しでも多く届いて、グループセラピーに来ていただけることを願っています。窓口がより広がることで、j孤独にうつを抱え込んでいる方が一人でも減りますように・・・


ちなみに・・・こころの健康増進センターとは、こころの健康についての相談・援助、またデイケアや就労支援なども行っている京都市行政の機関です。私も通院しかけで京都に引っ越してきたときには近くの病院を探しに電話をかけたことがあります。(関東からの引越しだったので、病院に紹介してもらうことができなかったんですね)前述のように電話相談も行っているので、一人で沈没している方はここにかけてみるのもひとつの手かもしれません。
詳しくはHPにてご確認くださいね。
 ⇒ http://www.city.kyoto.jp/hokenfukushi/kokenzou/index.html

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うつ病と大阪担当その4

2008年02月14日 | うつについて
そんなわけでその4です。
再び会社に出勤となったわけですが。会社からはリハビリ出勤のことを説明して、理解はしてもらいました。
いざ出勤してみると、前回とは違い心臓もドキドキしませんしごく普通に出勤だきたのですが、すでに私のいすには別の人が座っていて、上司からコソっと「今のところなんとか上手くやってるから今来てもらっても困る」的なことを言われました。
正直ショックでしたがそのおかげで会社を辞める意思が湧いたというかここにいても進展しなさそうだなと思い、その日は2,3時間の労働で帰りました。
それからまた休職しつつ会社を辞める段取りをすすめ、去年会社を辞めることになりました。
会社をやめるとうつのほうも少し身軽になり。規則正しい生活が送れるようになりました。
その後ひょんなところでうつコミュニティの大阪担当になり今日に至るというわけでございます。

うつコミュニティに行き出したのは一昨年の11月くらいから通いだしました。うつって孤独な病気だけどひとりじゃないっていう思いと、うつを共有できる仲間がいるというのは大変な助けになってると正直思います。2月の17日は大阪開催がありますのでもし都合よければ一人でも多くの参加を心よりお待ちしております。
以上うつ病と大阪担当のお話でした。
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うつ病と大阪担当その3

2008年02月13日 | うつについて
どこまで書いたかな、そうそう、日内変動と不眠がどうのこうのいうとこまで書きましたね。
それからというものすっかり心と体のバランスは悪くなり、薬の種類は増えるばかりでした。本当に苦しかったです、どんだけ苦しいかはまあここでわ割愛しておきますが。
ともあれ多少他のことを考えられるようになるまで3,4ヶ月はかかりました。きっかけはなんてことないんですが、以前に発注していた美術品が届いたのがきっかけといえばきっかけですね、まだこういうものを愛でる気持ちがあるんだなぁと思うと少し肩の重さが楽になったような感じでした。
それからは不都合なくわりと規則正しい生活ができるようになりました。実情を申しますとかなり無理やりに規則正しい生活、例えば朝決まった時間にかなり強引に起きたり
無理を押して朝の散歩にでかけたりしてました。それがわりと少しですが苦にならなくなりました。それに伴い「心の休養」というのもわずかながらできるようになっていきました。
それから「何故自分はうつになったのだろう」「うつ病とはどんなふうに治っていくのだろう」ということを考えはじめ、再び本を読みはじめました。
うつ病からの社会復帰ガイド的な本や「あなたはどうしてうつになったか」「うつになったあなたへ」的な本を読みました。その時にうつコミュニティ代表である上野玲さんの著書にも出会いました。
本を読んでるうちに「うつ病で自分の人生が転んだわけだから、絶対にただでは起きまい」と思うようになり、うつ病への反撃というにはおかしな表現ですが、徹底抗戦しようと思い色々試しました。
内観療法。しばらくやってみたけど少し心は晴れながらもその後曇ってきた。
自律訓練法。毎日積み重ねました。地味に効きます。
カウンセリング。だいぶ楽になってから通いだしたので効き目は不明、回数を重ねて通うと良い効果はあるとは思います。
森田療法。かなり過酷は方法なので試してません。劇的に変る人は変るようです。
認知療法。やってみるとなかなか難しい。効果はというと私一人のデータでは判断できないです。認知をやってる知人はいましたが固定概念を揺るがす行為になるのでうつ病には向いてないんじゃないかとかなんとか言ってました。

あとはひたすら本を読んで、脳の病気であること、自分の責務は自分で思うほど重くないということは学び取れました。

まあそんなこんなでそこそこ順調に回復し、再びの会社復帰に立ち向かうのですがここで新たな苦労がありました。それは次回にということで。
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うつ病と大阪担当その2

2008年02月12日 | うつについて
前回ではうつ病になってから2ヶ月後には会社に復帰しようと、今考えれば無謀はなはだしい決断を下しましたがさてどうなったか。
そんなこんなで強引にお医者さんの許可をもらいいざ出勤となったわけですがどうも電車の中やバスの中がいつもより違う雰囲気に感じる。いつもより狭いと感じるし動悸も激しくなってきて体力を削られる。そんな中会社に行きましたらば、副社長より「とても大丈夫そうには見えない、今日は仕事をせずに見るだけにして帰ったらどうか」といわれ、
「大丈夫です、今日仕事ができないとずっと仕事ができないような気がするのです」というちょとわからないやりとりの後、簡単な仕事をし始めたのですが
これがなんとしんどいことしんどいこと。いつも10分でできる仕事が20分や30分かかってしまいます。これは仕事が無理だと思い結局1時間半くらいで切り上げて会社から逃げるように帰りました。
家に帰るまでの電車とバスの中では動悸が激しくなったり「何故いつもの仕事ができないのか」という悔しさだけを思いました。
週末に再び心療内科に行き、事の次第を説明すると「なんとしても止めるべきでした、すみません」といわれなんか心中複雑に。しかし会話の中で「今できることできないことが理解でき、うつ病はすぐに会社に通えるほど甘い病気ではないという理解ができたのは収穫ですね、これからはゆっくり続けていきましょうね」というフォローを頂きかえって自己嫌悪に陥りました。
でもってお薬の量もまた増えて再び投薬生活を始めるのですが、なんか体と心に異変が起き始めました。そう、うつ病の特徴とも言える日内変動と不眠、さらにはネガティヴな思考回路が動きだしたのです。

今日はこのあたりで、また明日かあさってには更新します、その4までと思ってましたがけっこう長くなりそうです。
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